8.家 ページ9
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小春「でかいよね〜相変わらず」
未来「そうかな〜?毎日当たり前のように過ごしてるからわからん」
目の前に見える黒に近い茶色の家……。
そう、私の家です。
横に長く、中は少し特徴的。
よく、こはを入れている。
未来「こはの家も、可愛らしくていいと思うけどな〜」
小春「ありがと(はーと」
家の鍵を開けて、ブラッキーを中に入れる。
靴を脱いで、こはの前にスリッパを出した。
未来「一応、お客様だからね」
小春「”一応”なんだね」
家に入ってはいいものの、物音1つもしない。
夜中ではないのでそれほど怖くないが、気味が悪い。
一階のすぐ近くにある広いリビングに、こはを座らせて、台所に行く。
扉がほとんどない一階は、動きやすい空間だ。
台所にある冷蔵庫から麦茶を取り出して、コップに注ぐ。
コップに注ぐ音を聞きながら、奥にある小さなメモ用紙を見つけた。
麦茶を一回、冷蔵庫の中に入れて、向こうの方へ行く。
未来(母から…?)
メモ用紙には、『今日は仕事が長続きしそうなので、遅く帰ります!夕飯前には帰ってくるから!』
この一行しか書いていなかった。
そっか、夕飯まだいないんだ。
私は台所に戻り、こはの麦茶をリビングに運んだ。
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ヒト - 音城 心音《おとしろ ここね》さん» ありがとうございますヽ(*^ω^*)ノ (2017年12月18日 14時) (レス) id: d81795168a (このIDを非表示/違反報告)
音城 心音《おとしろ ここね》(プロフ) - とてもおもしろいです (2017年11月23日 17時) (レス) id: a351137334 (このIDを非表示/違反報告)
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