29話 影 ページ30
帰る途中の夜の風がちょっぴり肌寒く感じるが、仕事終わりの疲れた体にはちょうどよかった。
街灯も少なく、人もいない。
そんな寂しい道をAは1人歩いていた。
こんなところ、年頃の女性が歩いていたら道中何があるかわからない。
しかしそれは一般てきな目線からみたもの。
このくらいAにとっては大したことないのだ。
しばらくズイズイ歩いていると少し開けた道へでる。
普段通りその道へむかっていると遠目に小さな影が見えた。
じっと見るとそれは子供のように見える。
背は私の腰あたりくらいだろうか、まだまだ幼い少女だった。
こんな時間に…
そもそもこんな暗い人がいない場所で1人でいるなんてどうしたのだ…
ここは蜘蛛のアジトから数キロしか離れていないので人なんて滅多にきたもんじゃない。
ましてや子供なんて。
基本子供に興味はないがなんとなく気になってしまったので声をかけてみることにした。
「おい、そこのガキんちょ何をしているのかしら?」
こんな小さな少女相手にいきなりガキんちょ呼ばわりはどうかとも思うが、別に私からみたら本当にただのガキだったのだからいいのだ。
声をかけられた少女ははじめ、こちらに気づいていなかったらしく、声をかけられると肩をビクっと震わせた。
そして、恐る恐るお化けでも見るように少し距離があいたところで仁王立ちしているAの方へ顔をむけた。
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ミカヅチ イヴ(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです^^ (2019年7月26日 23時) (レス) id: e1903f9ba5 (このIDを非表示/違反報告)
あ - とても好きです (2019年7月25日 20時) (レス) id: 0b49310475 (このIDを非表示/違反報告)
ミカヅチ イヴ(プロフ) - フェイタン天使さん» こんにちは^^コメントありがとうございます^^とっても丁寧なコメント嬉しいです。そろそろ頑張って再開するのでよろしくお願いします^^ (2017年10月18日 20時) (レス) id: e1903f9ba5 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタン天使(プロフ) - 始め方(プロローグ)がとても好みでどういう展開が来るのかワクワクしました。妹の病気の話も気になるし、主人公の最期はどんな感じなのかもすごくワクワクします。更新待ってます (2017年10月18日 20時) (レス) id: 0471dee109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミカヅチイヴ x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月31日 17時