25話 皮肉で ページ26
殺せないことがわかったAは仕方なく扉を押し開けた。
(大丈夫…たとえ今のがバレていて私が殺されかけても逃げることくらいなら可能だ)
そう信じて部屋に体全体ををおさめる。
「ネテロ会長、お呼びでしたでしょうか？」
さあ振り向きざまに攻撃を仕掛けてくるのかこないのか細心の注意を払いながら少しづつネテロに近づいた。
するとネテロは振り向いて
ふぉっふぉっふぉっとイタヅラじめだ笑顔でAを迎えてくれた。
ああ…そうだ。
そういえばそうだった。
ネテロはこういう人だ。
私が命を狙っていようが、いまいが面白ければそれでいいのだ。
本当に変わったお人…。
「ホレ、このまえワシが頼んでおったブラックリストハンターが捕まったと報告がきておってな」
「あっ…ああ。そうですか。…それは…よかったです。」
私が呼ばれた用事の内容は前回の仕事の報告だった。
正直ブラックリストハンターが捕まったなどどうでもいいのだ。
そもそも私も首を狙われている方なのだから。
「それにしてもAよ、いつも計算がはずれることはないのお…こんな才があるんじゃったら、さぞかし闇仕事でも活躍できるじゃろうな…」
「…あ、あはは。そうですかね？私なんか全然役に立たないですよ〜…」
(っ…やっぱりこのクソジジイ、きづいているんじゃないの…)
こんな感じでその後もしばらく皮肉たっぷりの他愛もない会話をした。
やっとのことで会話の波が落ち着いてきて、
そろそろ部屋をあとにしようとしたその時
Aの携帯がブブブと鳴った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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ミカヅチ イヴ(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです＾＾ (2019年7月26日 23時) (
レス) id: e1903f9ba5 (このIDを非表示/違反報告)
あ - とても好きです (2019年7月25日 20時) (レス) id: 0b49310475 (このIDを非表示/違反報告)
ミカヅチ イヴ(プロフ) - フェイタン天使さん» こんにちは＾＾コメントありがとうございます＾＾とっても丁寧なコメント嬉しいです。そろそろ頑張って再開するのでよろしくお願いします＾＾ (2017年10月18日 20時) (レス) id: e1903f9ba5 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタン天使(プロフ) - 始め方(プロローグ)がとても好みでどういう展開が来るのかワクワクしました。妹の病気の話も気になるし、主人公の最期はどんな感じなのかもすごくワクワクします。更新待ってます (2017年10月18日 20時) (レス) id: 0471dee109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカヅチイヴ x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年12月31日 17時
