第５０話 対戦大会だぞっ ページ2
貴女「あーちょっと、イルミ、もうちょっと味わいなさいよ」
イルミ「味わってる。美味しいよ」
貴女「貴方の表情が"美味しい"って言ってないわ」
イルミ「表情変えるのめんどくさいんだよね」
貴女「…知ってるわ…(汗)」
イルミ「それにさ、お腹空いてるから仕方ないよ」
貴女「よく言うわよ。"対戦"って言っても手加減してたくせに」
今日は、年に１度しかない大会…
──対戦大会の日
対戦大会とは、生徒同士で戦うもの
それを午前から午後にかけて行うという行事
でもイルミは暗殺者であり、私も弱くはない
その上に対戦相手は当然弱いから、あまり体力を消耗しない
楽すぎて退屈だった
イルミ「予想以上に退屈だね」
貴女「対戦の会場も暑いし、あまり良い行事とは言えないわ」
イルミ「そうだね」
「…にしてもA」と、イルミに言われた
一体何かと聞き返すと、くだらないものが返ってきた
イルミ「そんなに味わってほしかったの？Aの作ったお弁当」
もう、いっそ土に帰ってくれないだろうか←
何でそういう事を唐突に聞いてくるんだ
別に、
私がせっかくイルミの為に作ってあげたお弁当だから…味わってくれないと悲しいっ
…なんて事は無い。
ただ、注文通りに作ってあげたから味わって食べないと作った意味がないと言ってるんだ
イルミ「え、注文なんてしたっk…」
貴女「したわよ。」←
あぁもう…
本当に、何で私お弁当作ったの……
調理時間を返して…(泣)←
貴女「随分前に、料理作ってって…言ってたじゃないの」
イルミ「いつ？」
貴女「いつだか私が貴方の家に行った時」
イルミは思い出したようで、
「あぁ、そんな事言ったね」と緩く答えた
…案外、イルミってマイペースな人なんだと改めて思う
やっぱり猫ねこやつは←
本当は私の家に呼んだ時に料理でも出してあげようかと考えていたけれど…
そもそもそんな時間は無く、
しかも最近互いの用事が被りまくってて遊びに行ったり来たりできなかった
だから仕方なくお弁当
それでもイルミは満足しているみたいだから…良かった
作って、良かったと思う
誰かに何かをして喜ばれるのは、やっぱりとても気分良くなるわ…
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らてらて(プロフ) - ゆっゆさん» 復活しました！コロナで自粛だから、誰かの暇つぶしになれたらななんて思ってまする！ (2020年5月1日 10時) (
レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっゆ - 更新停止か…。頑張ってください！待ってます(*^^*) (2020年1月26日 11時) (レス) id: 11a68d147b (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - 由宇さん» すみません！今頑張って色んな作品を作っているところです！もう少しだけ待ってくれるととても嬉しいです！！！ (2018年7月29日 16時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
由宇 - 更新停止とか嫌だー。頑張ってくれよ…。 (2018年7月29日 15時) (レス) id: 06761224f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユメ使い | 作成日時：2018年6月23日 16時
