第4話 ページ6
貴女「で、さりげなくって、どんな?」
デザートの後はコーヒーをちびちび飲みながら女子会
大人の女子会の定番っ←なのか?
あたしの質問にマチは沈黙した
フィンクスのさりげない「好き」とは、一体どんな感じなのか
あたしにはとても想像できなくて、マチにその質問を投げかけた
マチ「"どんな"って…知らないよ…あたしが知るわけないだろ(汗)」
貴女「いや、これもマチのカンでいいから」
マチ「カン〜?そう言われてもねぇ…」
マチはついに唸り出した
やっぱり、マチにも想像がつかないのかな
そんなマチにあたしは、
"放課後の教室"という設定だったらという追加注文をした
するとマチは、ついに口を開いた
マチ「教室内で、誰もいないって分かった時に…」
貴女「時に…っ??」
マチ「……さりげなく…」
貴女「だから!!!どんな!?詳しく知りたいのっ!!!!」←←
マチ「あたしも知らないよ!!(汗)
…でも、あいつは「好き」とは言わないと思う。凄く遠回しな言い方で告白してきそう
だから……逆に告白って分からないんじゃない?」
貴女「うーん、確かに〜…っ(汗)」
フィンクス、やっぱ「好き」なんて言わなそうだもんね
あーあ、あたしはこの片思いをいつまで引きずれば良いのやら…っ
…あーーーあーー……
貴女「片思いつらー…っっ」
あたしは机に突っ伏して、無気力にそう言った
マチは呑気に、「まぁ、両思いより片思いの方が辛いでしょうね」と言った
…そりゃそうだ
相手が自分の事を好きかどうか分からないのに、どんどんこっちが、一方的に好きになっていく
それでいざ告白した時にフラれたら…悲しいし
だから、告白しに行く勇気もなにもない
貴女「片思いなんて、楽しんでらんないよ…」
あたしはそう言ってから、カップに残っているコーヒーを最後の一口としていただいた
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らてらて(プロフ) - ミミズクさん» ありがとうございます!復活しましたのでまた更新待ってくださいね! (2020年5月1日 10時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
ミミズク - すごく面白いです!私フィンが好きなんですがなかなか小説なくて…これからも頑張ってください! (2020年4月9日 15時) (レス) id: e80e0d3d1d (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - ネフェルティティさん» 久々すぎて申し訳ないです...このシリーズの種類が多すぎて、焦ります(;`・ω・´) ですがこれからも頑張ります!コメントありがとうございます!!! (2018年11月9日 15時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
ネフェルティティ(プロフ) - 久々の更新でオーバーキル…… これからも待ってます! マジ待ってます! (2018年11月3日 13時) (レス) id: 7981efbc68 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - ネフェルティティさん» 待たせていてすみません...(汗) これからもっと頑張ります!!! (2018年8月30日 19時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユメ使い | 作成日時:2018年6月7日 19時