【カルト】【H×H】理性...保ってください (ページ8)

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第６話ページ8

〈リトルフォレスト〉

家から少し歩いたところに、"リトルフォレスト"という小さな森があった

そこに足を運び、ターゲットを待つ

…１つの木の影に、カルトを待たせて。

男「あぁ、時間ぴったりだ…っ」

貴女「どうも～。早速、情報が詰まってるっていうメモリをくださいな」

男「も、もちろんですっ」

男は焦り気味に私にメモリを渡した

当然だ

この男には命がかかってるのだから

男に待つように言い、メモリが本物かどうか確かめる為パソコンを出す

メモリは確かに本物

…だが……

男「あ、あの、もう良いでしょうか…っ」

貴女「…これで情報は全てですか？」

男「え(汗) と…はい、ぜ、全部のはずです…っ」

貴女「う～ん、おかしいですねぇ～何か足りないはずなんですけどー…」

男「そ、そんな事ないですっ！それ、ぜ全部ですっ！」

貴女「本当に…？♪」

焦りすぎて言葉が文になってない…分かりやすいな

すぐさま拷問に移ろうとするが……しまったと思う

外で拷問する際にはそれが必要なのに…忘れてしまった

はっとして男を見ると、もうあと数秒で叫び出す大勢だった

これはまずい

…風が吹き、木の影からカルトが出てきた

カルト「咄嗟にとった行動が…それ？」

貴女「仕方ないでしょ、叫ばれたら後がめんどくさい」

２人の目の前には、喉元を刃物で突き刺された遺体があった

咄嗟にとった行動とは、こーゆー事(・・・・・)

貴女「困ったねぇ…情報が足りないまま殺しちゃった」

カルト「どうして情報が足りないって分かるの？」

貴女「念能力で」

カルト「念…？」

貴女「この針を飛ばすと、その相手に針が刺さる
私が聞いた質問に嘘をついてたり、足りない答えだったりしたら私がそれを気づけるようになってる」

カルト「…放出系？」

貴女「正解♥
ま、デメリットは…何の情報が抜けてるのかが分からないって事かな」

…しかし困ったな…

スタンガンも使わなかったし…

とりあえず、依頼人の所へ行かないと…

……そうだ…っ♪

貴女「カルト、一緒に来てっ」

カルト「え…僕もう帰ろうかと思ったんだけど…用ないし…」

貴女「も～、酷いなぁ～…私の仕事はまだ終わってないぞっ！」

カルト「…どこ行くの…」

貴女「良い所…♥」