第13話 ページ15
〈翌日 休み時間 廊下〉
シャル「で、どーだった?」
貴女「むり……全っ然情報集まんない…っっ」
シャル「うーん、やっぱり尻尾は見せないか」
貴女「あ〜〜〜!!!悔しいぃぃぃぃ!!!」
持っているジュースの缶が潰れない程度にぎゅっとそれを握りしめた
悔しいのは当たり前
だって私の本業は情報屋だよ?
なのに全然情報が集まらないなんて、どうかしてる…っ!!
思えば思う程、何の罪もないはずのゾルディック家とカルトに腹が立ってきた
…いや、殺人なんかで見れば、罪大ありか…←
絶対カルト、あのゾルディック家の一員だと思うんだけど…
でも証拠がないからなんとも言えない
貴女「あ、分かってると思うけど、下手にあの一家の事調べないでね」
シャル「そんなの分かってるよw
俺はAが望まない限り手伝わないから」
貴女「ならいーけど…
変に調べて本当にこのままなんの証拠も出ないとやだし…」
いつかカルトが心を開いて
「あのゾルディック家のカルトです」
って言ってくれればと思ってたけれど、気が変わった。
今はそれじゃ満足いかない…納得いかない
どうにかして自分の手で、カルトがあの殺し屋一家だという事を突き止めたい
…どこから情報を集めようか…
シャル「ていうか、どんな手を使って情報集めしてたの?」
貴女「色々〜
ただ、インターネット系は一部をちょっと避けてたけどね」
シャルは、今にも「何で??」と言いたげそうな表情で顔を傾けた
犬か、お前は。←
でも数秒後、シャルは笑顔を見せて「分かった!」と言った
さすがに、こんな犬みたいなシャルでも蜘蛛のメンバーだ
言わずもがな…これくらいは分かって当然だっt…
シャル「A、機械音痴でしょ??」
貴女「…殴るよ?」
シャル「あはは、ごめんごめんww」
シャルは両手を前に出して私を落ち着かせようとした
その後シャルは、何故インターネット系で探索するのを避けてきたのかを聞いてきた
別に隠す必要もない為、私はシャルに話し始めた
貴女「下手に調べたら暗殺されそーだから」
シャル「誰に?」
貴女「決まってんでしょ!
暗殺一家にっ」
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らてらて(プロフ) - ひなさん» はい!ありがとうございます!! (2018年6月7日 19時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 続き待ってます! (2018年6月3日 23時) (レス) id: 9b6c9daa69 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - ありがとうございます!!!!! (2018年6月3日 23時) (レス) id: 9b6c9daa69 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - 茶兎さん» 了解しました!お作りしますねっ!! (2018年5月30日 17時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
茶兎(プロフ) - らてらてさん» ありがとうございます!!不都合がなければぜひお願いします!! (2018年5月29日 19時) (レス) id: 5046266b34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユメ使い | 作成日時:2018年5月9日 20時