【カルト】【H×H】理性...保ってください

第９話 ページ11

〈翌朝〉

自分の教室の前で、大きな大きな欠伸をする

流石にこんなだらしない欠伸をクラスメイトに見せたくないから、教室の外でやるようにした


普段は開いてるのに、今日はドアが閉まってるんだ…

なんてどうでもいい事を考えながら、教室のドアを開けた


あれ…いつもなら既に来てるはずのメンリがいない

これは休みだな……ショック…


あーあーもー学校つまんないじゃん、どーしてメンリ休みかなぁ…っっ

って、まだ確定じゃないけどー…




？？「何残念そうな顔してんの？」



貴女「……まさかそっちから話しかけてくれるとは、思ってなかったよ♥」




私は机に突っ伏していた状態だった

その言葉を言ってから振り返る


見ると案の定、そこにはカルトがいた




カルト「…話しかけない方が良かったかも」



貴女「ええええやだやだやだ！(汗)
話しかけてよ！明日も明後日もその後も！」



カルト「気分によるかな」



貴女「…気分屋かいな…(汗)」




カルトは塩対応で、「そんな事より」と言った

一体なんの用なんだろ




カルト「ちょっと聞きたい事があったから話しかけたんだけど」



貴女「聞きたい事…？」



カルト「そう」



貴女「いいよ、何でも聞いてくれて」



カルト「じゃあ移動しよう」




「え」という一言が出そうになる

でも、その言葉をぐっと押し込んだ


何か深い事に決まってる

多分……"仕事"とかも関わるような内容じゃないか…


私は不自然にならぬように笑顔で「いいよ」と言い、カルトの後についていく

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