第74話 ページ29
〈1ヶ月後 夜 ハンター寮〉
貴女「ん〜〜、終わったぁ〜…!」
キルア「お、ほんと?終わった?!」
貴女「いや、正確には終わってないけど」(キッパリ
キルア「どーゆー意味だよ…(汗)」
貴女「勉強に終わりはないのっ
今日はここで一旦終わりって事ね」
キルア「まぁ、一理あるけど…」
勉強の為軽く結いていた髪をほどき、ゴムをパジャマのポケットにしまう
私は大きく背中を伸ばして、小さな欠伸をする
寮の話をキルアにされて1ヶ月
あの後わりと早くに寮生活をする事にして、今この部屋には私とキルアの2人で暮らしている
やっぱり、こっちの生活の方がいいな…なんて思う
寮にしてよかった、家に戻りたくないかも
欠伸が終わって口を閉じた頃、キルアが隙を見て軽くキスをしてきた
…不意打ちは、ずるい。←
キスはいつも勉強が終わった後のご褒美だけど、
不意打ちなんてあんまりないから顔が赤くなってしまう
そんなのお構い無しにキルアはもう1回、またもう1回とキスをしてくる
短いけれど回数の多いキスは、もどかしくて結構好きで…
キスが終わる度また次のキスを求めたくなる
貴女「ねぇ」
キルア「ん?」
貴女「早く行こうよ」
キルア「どこに?」
貴女「だから…」
キスとキスの合間にする短い言葉で、なんとか会話を成立させようとする
キルアは、私が「行こうよ」と言い始めた辺りから異様な笑みを浮かべ始めた
さらに、私が「だから…」と言った後は長い長いキスが続いた
流石に息苦しくて、顔を離した
貴女「もう…早く行こうってば…」
キルア「だからどこに…?ベッド…?」
貴女「はぁ?違うに決まってるでしょ。」
キルアは意外な回答にびっくりしたのか、そんな顔をしていた
私は当たり前だというように、仁王立ちをする
キルアはまだ分かっていないようで、
「え、どこ行くの?コンビニ?」なんて言ってくる
全くもう……
貴女「今日は、ゴン達とパジャマパーティしようねって話でしょ!
早くお菓子と飲み物持って行こうよ!」
キルア「あ…あ〜!!やっべ忘れてた!
俺Aに頼まれてたジュースとかお菓子、何1つ買ってねぇ!!(汗)」
貴女「信じらんないw (怒)
なら早くコンビニ行くよ!!ゴンには少し遅れるって連絡しておいて」
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らてらて(プロフ) - フランソワさん» コメントありがとうございます!色々な作品にコメントくれるなんてとても嬉しいです!最近更新遅くなってるので、ちょっと頑張りますね!w (2018年5月4日 16時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
フランソワ(プロフ) - はぅ~…///キルア最高ですね…っ!とくに、前回作のアレとかコレとか…///やっぱりキルアかっこいいですねっ(*^-^*)更新、いつも楽しみにしてます♪頑張って下さい!!! (2018年5月1日 11時) (レス) id: e8b1c08c13 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - セイナさん» ありがとうございます!! (2018年4月29日 20時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 更新壁|ョ・ω・`o)ガンバッテッ♪ (2018年4月24日 1時) (レス) id: 7982c0411c (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - セイナさん» コメントありがとうございますー!!お久しぶりです〜!小説を書いたんですね!もちろん見ます!!! (2018年3月10日 15時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユメ使い | 作成日時:2017年11月17日 23時