第72話 ページ27
私はやる気になればとことんやる女だった
だから私は今日も机に向かって、ペン先を紙に走らせる
前々から少し感じてはいたけれど、そろそろこの眼鏡も度が合わなくなってきたようだ
家でしかかけないとは言え、これでは余計に私の視力を悪くしてしまう
…早く眼鏡変えないと
ちらっと机に置いてある小さなカレンダーを見た
今日、何曜日だっけ。
しばらくカレンダーとにらめっこをしてから分かったのは、今日は木曜日だという情報
木曜という事は、私にとって
そう思った時にインターホンが鳴った
重く感じてる腰をゆっくりと持ち上げ、玄関へと向かった
「はーい」と声を出して扉を開ける
キルア「よっ!はかどってるか?」
貴女「いらっしゃい、お陰様で」
一応客人だからとスリッパを出し丁寧に招き入れ、いつもの場所へ案内した
その場所とは、リビング
毎週木曜日はキルアが私の家に来てくれて私と一緒に勉強をしてくれる
勿論勉強する内容でさえ違うけれど、彼がいてくれるだけでやる気はまた満ちてくるし
それに、終わった後にはご褒美がある。
その為にも頑張らなきゃなんて思ってる自分がいる…←
キルア「あーあ、勉強めんどくせーなぁ…」
貴女「別に、無理に毎週木曜付き合ってくれなくてもいいのに…」
キルア「だめ、それは俺のプライドが許さねーの
いいから早く勉強しよーぜ」
ほんとにこいつは…どこまで優しいんだ
少しキツそうに見えても実際は全く違うし、たまに甘えてくるし
年下っていうところが、個人的にはまたグッとくるポイントでもあった
まぁキルアの事について
一言でシンプルに言ってしまえば、
私は彼の全てが好きって事。
キルアにバレずに彼の顔を見やる
早速開いた上級数学の問題が分からないようで、頭を抱えている
しかも、唸ってるその声が可愛い
私がばか素直ならば、毎日のように彼に告白する
でも…それでも尚足りないんだろうな
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らてらて(プロフ) - フランソワさん» コメントありがとうございます!色々な作品にコメントくれるなんてとても嬉しいです!最近更新遅くなってるので、ちょっと頑張りますね!w (2018年5月4日 16時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
フランソワ(プロフ) - はぅ~…///キルア最高ですね…っ!とくに、前回作のアレとかコレとか…///やっぱりキルアかっこいいですねっ(*^-^*)更新、いつも楽しみにしてます♪頑張って下さい!!! (2018年5月1日 11時) (レス) id: e8b1c08c13 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - セイナさん» ありがとうございます!! (2018年4月29日 20時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 更新壁|ョ・ω・`o)ガンバッテッ♪ (2018年4月24日 1時) (レス) id: 7982c0411c (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - セイナさん» コメントありがとうございますー!!お久しぶりです〜!小説を書いたんですね!もちろん見ます!!! (2018年3月10日 15時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユメ使い | 作成日時:2017年11月17日 23時