第62話 ページ17
熱い実況者に、さほど熱くない観客
低い位置にある舞台と、高い位置にずらりと並べられた椅子
強き者と弱き者
今日は対戦大会。
実況者「なんとっ!!?そこで蹴りを入れてきたっ!!!さぁ次はどう動くのか!!目が離せませんっっっっ!!!」
ハンター学校は、天空闘技場にお金を払って…さらに実況者も1日雇っている
…さすがはプロ。
こんな面白くもないただの生徒の戦いを、いかに面白くするかと考えて実況している
きっと、アナウンサーも夢じゃないだろう
実況者「おぉっとぉおおお〜〜〜ッ!!!!舞台より外に出てしまいました!!
という事で勝者は、イルミ選手っっ!!!!!」
どうしようー…あいつと戦うはめになったらぁあ…っ(汗)
嫌いだから戦いたくないわけではなくて…何かが嫌だから戦いたくない
練習でも、男女ペアで練習する時はイルミを避けてきた
「次の次だから、行ってくるね」と言うランに軽く手を振り、いちごミルクのストローを甘噛みした
舞台をよく見下ろせるこの席では、退場するイルミがよく見える
無表情で、強くて、キルアの兄で…
……暗殺者。
本当に、トーナメントで合わないよう弱気を出そうか…
それとも……
??「もーらいっ!!」
貴女「っ!」
持っていたいちごミルクを、聞き覚えのある声の持ち主に取られた
貴女「キルア……返せっ、こらっ、返しなさいっっ」
しばらくキルアと戦いごっこをしてから無事いちごミルク姫を救出した←
私は勇者だな
勇者A………悪くない。←←
私が座ると、キルアも「よっと」と言って隣に腰掛けた
キルア「んで?順調?」
貴女「うん。2勝0敗。あと1勝したらその次…決勝戦」
キルア「イルミ、負けた?」
貴女「ううん、まだ」
キルア「だよなぁ…あいつが負けるわけないか…」
貴女「…あれ…キルア、試合は?」
キルア「さっき終わったとこ。次は…えぇと、12分後」
貴女「…あぁ、そっか…タイム制か」
キルア「そ」
A組はそれなりの戦力もある為、"舞台の外に出たら負け"というルール
けれどB・C組は練習でも決着がつくまでに時間がかかったらしく、タイム制にするという事だ
「だからそんな細かい数字が出たのね」
と、私は納得した
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らてらて(プロフ) - フランソワさん» コメントありがとうございます!色々な作品にコメントくれるなんてとても嬉しいです!最近更新遅くなってるので、ちょっと頑張りますね!w (2018年5月4日 16時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
フランソワ(プロフ) - はぅ~…///キルア最高ですね…っ!とくに、前回作のアレとかコレとか…///やっぱりキルアかっこいいですねっ(*^-^*)更新、いつも楽しみにしてます♪頑張って下さい!!! (2018年5月1日 11時) (レス) id: e8b1c08c13 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - セイナさん» ありがとうございます!! (2018年4月29日 20時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 更新壁|ョ・ω・`o)ガンバッテッ♪ (2018年4月24日 1時) (レス) id: 7982c0411c (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - セイナさん» コメントありがとうございますー!!お久しぶりです〜!小説を書いたんですね!もちろん見ます!!! (2018年3月10日 15時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユメ使い | 作成日時:2017年11月17日 23時