第61話 ページ16
悩みに悩んだ結果。
もう直接聞くのが早い←
最初からそうすれば良かったのかもしれないけど、それはそれで心の準備というものが必要だったし
どちらにせよ時間はかかったんだ
あぁ、いざ聞くとすると心臓は言う事を聞かないものだ
ばくばくいって鳴り止まない
もういい、心音なんて…気にしないで聞くんだ
貴女「キルア」
キルア「んー?」
…私…どれだけキルアの事が好きなんだろう
見慣れてるはずの彼の顔が、一段とかっこよく見える
無論、いつもかっこいい
何をしてたってかっこいい
でも改めて少し意識するだけで…心臓は爆発しそうになる
こんな彼氏に…婚約者なんてできてしまったら…
目を少し逸らして、「あのさ」と、切り出す
貴女「キルアは…婚約者できたりしないの…?」
少しの沈黙
…少し…なのか…?
私にはやけに長く感じられた
キルア「うーん…俺は多分ないな」
「分からないけど」とキルアは付け足した
私はキルアの事を見る
キルア「……人殺しの能力が1番優れてるの…俺なんだ」
貴女「!!」
キルア「これ言うつもりなかったんだけど…ひかれると思って…」
貴女「…ひかないよ」
キルア「…おふくろが言うには俺が跡継ぎらしいんだけど…俺が嫌だって言い続けたから、今は一応イルミって事で…
だから、俺は婚約者なんてできないと思う
というか…例え婚約者なんてできたら……
…お前と、駆け落ちするつもり…」
貴女「…………
あ ほ じゃ な い の…っっ////////」
一語一語を強調して言った
顔がオーバーヒートしてる←
キルア「何だよっ!!!////
嫌なのかっ!!?////」
長い間、俯き気味で小さく首を横に振る
キルア「結婚させられるはめになったら…Aを連れて、どこまでも逃げる」
「あーもーかっこいい」
そう言いながらカーペットに寝転がった
つい思った事を言ってしまった恥ずかしさと、キルアがかっこいい事から顔を赤くする
「そりゃどーも」と言って、キルアは私の上に乗ってきた
…"乗ってきた"…?
いや、これは床ドンだ←
キルア「ねぇ、いい?」
キルアは私の服に手をかけた
抵抗する理由もない
あんなかっこいいセリフを言われた後でやってしまったら…死ぬ←
でも…
私はこくりと頷いた。
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らてらて(プロフ) - フランソワさん» コメントありがとうございます!色々な作品にコメントくれるなんてとても嬉しいです!最近更新遅くなってるので、ちょっと頑張りますね!w (2018年5月4日 16時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
フランソワ(プロフ) - はぅ~…///キルア最高ですね…っ!とくに、前回作のアレとかコレとか…///やっぱりキルアかっこいいですねっ(*^-^*)更新、いつも楽しみにしてます♪頑張って下さい!!! (2018年5月1日 11時) (レス) id: e8b1c08c13 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - セイナさん» ありがとうございます!! (2018年4月29日 20時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 更新壁|ョ・ω・`o)ガンバッテッ♪ (2018年4月24日 1時) (レス) id: 7982c0411c (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - セイナさん» コメントありがとうございますー!!お久しぶりです〜!小説を書いたんですね!もちろん見ます!!! (2018年3月10日 15時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユメ使い | 作成日時:2017年11月17日 23時