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第56話 ページ11

〈月曜日 昼休み 屋上〉 キルアside

…くそ……っ


あいつ(イルミ)のせいであれから悩みっぱなしじゃねーか…っ




せっかく終わったテストの後の土日が全く有意義に過ごせなかった



何もかもあいつのせいだ





あーあ

俺、どーしよっかな




暗殺者って………明かさなきゃだめだよな…







でも、俺…………













貴女「キルアってばっ!!!」




ハッとしてAを見る


いちごミルク片手に可愛く俺を睨むAは、

屋上のフェンスに片手を置いていた




貴女「…疲れてんの…?」



キルア「…まぁ…」



貴女「熱は?」



キルア「ねーよ」



貴女「テスト疲れ?」



キルア「ちげーよ」






貴女「…イルミ…?」




俺は無言になる



なんて言ったらいいか分からなかった



でももうAは察してんだろーな

俺の頭を撫でたから…優しく



「ガキ扱いすんなよ…」

っつったら、


「元気づけてんでしょ、感謝しなさいな」

だとよ



生意気な奴





……でも…




キルア「…なぁA」



貴女「んー…?」




ストローをくわえながらAは返事した



キルア「…キスしていー…?」




言ったとたんAは顔を真っ赤にさせた



ほんの数秒硬直してたAは、

静かに、ゆっくり俺にキスをしてきた




「キスしろ」なんて言ってねーのに



自分からしてくるなんて


可愛い奴




キルア「もっと」



貴女「調子に乗るな、あほ///」




そんな事言いつつもAはキスをしてきた


恥ずかしながら、何度も




もうキスとキスの合間に


「俺暗殺者なんだ」

とか言ってしまおうって思ったけど…



今は言いたくなかった





もっと彼女の事を感じたかったから





もっと。








ずっと。









愛してるから。

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設定タグ:HUNTER×HUNTER , キルア , 学パロ   
作品ジャンル:恋愛
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らてらて(プロフ) - フランソワさん» コメントありがとうございます!色々な作品にコメントくれるなんてとても嬉しいです!最近更新遅くなってるので、ちょっと頑張りますね!w (2018年5月4日 16時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
フランソワ(プロフ) - はぅ~…///キルア最高ですね…っ!とくに、前回作のアレとかコレとか…///やっぱりキルアかっこいいですねっ(*^-^*)更新、いつも楽しみにしてます♪頑張って下さい!!! (2018年5月1日 11時) (レス) id: e8b1c08c13 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - セイナさん» ありがとうございます!! (2018年4月29日 20時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 更新壁|ョ・ω・`o)ガンバッテッ♪ (2018年4月24日 1時) (レス) id: 7982c0411c (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - セイナさん» コメントありがとうございますー!!お久しぶりです〜!小説を書いたんですね!もちろん見ます!!! (2018年3月10日 15時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユメ使い | 作成日時:2017年11月17日 23時

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