アネモネの花をキミに

転校生との出逢い ページ5

＿現在＿

フウカがいなくなってから3年の時が流れた

俺らは高校生になった

今日は入学式だ

フウカが生きていることを願って、今俺は入学式に出席している

俺は1組だった

カリンとカイも同じクラスだ

教室

ガラッ

モブ1「キミぃ名前はぁ？♡♡♡♡♡♡♡♡」

チトセ「……………」

モブ2「ちょっとぉ、この美人の私達が目に入らないのぉ？」

チトセ「キモイ、香水臭い、俺の視界に入るな」

モブ1「な、なによぉちょっと顔が良いからってだけで偉い人ぶっちゃって」

モブ2「行こ行こ」

ザワザワ

顔で選んでる癖にウザ

ああいうタイプ1番嫌いだ

俺はフウカのことが大好きだって事を

フウカがいなくなってから気付いてしまったんだ

フウカ以外は邪魔だ

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

先生「えーと、今日からこのクラスを担当するロイだ、じゃあ、まず初めに転校生を紹介する」

生徒1「せんせー、この学校は色んな国の中学生全員が集まっているんじゃないんですかー？」

先生「そうだけど、とても遠い所から編入してきたんだよ」

生徒2「まさか黒の国？！？！」

生徒3「やだぁ」

生徒4「コワァイ」

先生「静かに、確かに黒の国から来たけど黒の国へ行ったのは売られたからだ。」

生徒5「売られた？！」

先生「人身売買で売られたところを黒の国の王子に助けられたらしい」

生徒6「かっこいい〜〜❤」

先生「まだ、売られた時のこと思い出して辛くて、人を疑ってしまうところがあるけど仲良くしてやれよ！」

生徒皆「はーい！」

先生「じゃあ早速入っておいでー」

ガラッ

男子生徒1「ｳｫｫｫｫ美少女じゃねーか！！！」

男子生徒2「( ˇ人ˇ)†ｱｰﾒﾝ」

女子生徒7「3人？！」

女子生徒8「2人共イケメーン( ⸝⸝⸝•_•⸝⸝⸝ )♡♡」

先生「皆静かに！」

シーン

先生「じゃあ自己紹介を」

？？？「じゃあ私からで…」

カノン「私の名前はカノンです、よろしくお願いします(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*ﾍﾟｺ」

？？？「じゃあ次俺な」

チアキ「俺の名前はチアキだ！よろしくな(｡•̀ᴗ-)✧」

？？？「僕か、」

カイト「僕の名前はカイトです。よろしく」

皆「きゃー/ｳｫｫｫｫ/イケメン❤/美少女ォォォォ❤」

先生「カノンがカリンの隣、チアキがチトセの隣、カイトがカイの隣」

気になるな

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