最終回 ページ30
アベル「僕が頼んだんだよ」
フウカ「頼んだ?誰に何を?」
アベル「神様に、フウカが僕のために薬草を見つけられない事だよ」
フウカ「!!!!」
アベル「僕は、今までの人生に悔いはないんだ、だから、もういいんだ」
フウカ「パパ…」
アベル「僕はね、僕のために必死になり過ぎて、フウカが自分の幸せを逃すのが嫌なんだ」
フウカ「…」
アベル「フウカ、君を幸せにしてくれる人が横にいるよ」
フウカ「!」
アベル「君も薄々気づいていただろう?」
フウカ「でもっ」
アベル「フウカ、パパのお願いを叶えてくれ」
フウカ「…分かった、それがパパのお願いなら、私は自分の幸せを掴み取るわ」
アベル「それでこそ、僕の娘だ。チトセ君」
チトセ「はい」
アベル「不束者の娘ですがお願いしてもいいかな?」
チトセ「ありがたい言葉です」
アベル「僕の息子はしっかりしてるね」
チトセ「っ」/////
アベル「あっちで幸せにね」
チトセ&フウカ「はい/うん」
ピカー
アベル「そうだ、これを持っていきなさい」
そう言って光の中、アベルはフウカに何かを渡した
パチッ
カリン「フウカちゃんとチトセ君が目を覚ましたわぁーー!!!!」
フウカ「あれ、戻ってきた」
チトセ「良かったな」
フウカ「うん」
カイ「フウカ、右手に握ってるその草なんだ?」
フウカ「!!!コレ!」
ユミル「フウカの病気を治す薬草だな」
リューイ「親父さんに貰ったんだろ」
フウカ「なんでそれをっ!」
ユミル「僕達は、初めてアベルさんの死体にあった時からこうなる事をアベルから聞いていた」
リューイ「こうなる様に俺達が助けたって事だ」
フウカ「…ありがとう」(*´﹀`*)
ユミル&リューイ「っ」/////
チトセ「人のものに手ぇ出すなよ?」
ギュッ (チトセがフウカを、抱きしめる)
ユミル&リューイ「ハイハイ」
カリン「なになに?何の話?」
カイ「どうせ、チーくんがなんか言ったんだろ」
リューイ「そうそう、チーくんが」
チトセ「チーくんって言うなぁー」
みんな(^v^)クスクス
パパ
私はたくさんの幸せを見逃してたんだね
これから、もっと幸せになっていくね
〜完〜
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アイリ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!すごくよかったです!!!!大好きな作品になりました!!ありがとうございます! (2019年10月7日 23時) (レス) id: 32ff090518 (このIDを非表示/違反報告)
そら - すごくいいお話でした! (2019年10月7日 18時) (レス) id: 2ee984bd87 (このIDを非表示/違反報告)
如月 紗茶(プロフ) - かなとさん、教えてくれてありがとうございます! (2019年9月1日 8時) (レス) id: e758592e20 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月31日 23時) (レス) id: 566bc2b178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月 紗茶 | 作成日時:2019年8月31日 22時