お狐な兼定・・・にじゅはーち ページ31
和「雛〜、歩きにくいぞ〜」
そう言われた為、和泉兄様に飛びつき足を上げる。
所謂、おんぶしてもらってる。(但し、兄様は手を離してる)
和「っと… …危ねぇだろ。之定が見てたら、怒られてるぜ?」
歌「安心していいよ。ばっちり見てたから」
気配で分かった。燭台切光忠様も、兄様の隣に居る。
直ぐ下りて、曽祢様の背中に隠れる。
和泉兄様が良かったけど、距離が近かった。
別に怒ってない。恥ずかしくて、中々顔を見れない。
いや、関係ないんだけど… …思い出しただけ。
決して、彼が悪いわけじゃない。
ただ此方が、思い出して恥ずかしくなっただけ。
これも全部、薬研くんが揶揄うのが悪い。
和「ま、恥ずかしくなっただけで何ともねぇよ」
燭「そうなの?」
清「多分だけど、思い出して一人で恥ずかしくなっただけでしょ。
怒ってるとか、どうだとかは無いから安心してよ」
堀「そもそも雛は、そういうので怒ったりしませんから」
和「先ず、こいつ怒ることがあんのか?(苦笑」
歌「確かにね(苦笑…まぁ、それくらい優しいから大丈夫だよ」
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作者名:ふあふあ | 作成日時:2020年1月28日 7時