お狐な兼定が来ました【刀剣乱舞】 (ページ17)

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お狐な兼定・・・じゅーよんページ17

～山姥切国広～

雛と一緒に、大きな桜のとこまで来た。

途中歌仙と燭台切に会い、桜を見に行くと伝えた。…雛が。

その間ずっと、雛は桜を舞い散らせていた。

陽射しが苦手らしく、歌仙から和傘を渡され差している。

狐の習性らしく、特に雛の狐はそうらしい。

『まんば様まんば様、桜です桜！』

国「ん"… … …あぁ。そ、そうだな」

表情自体は変わらないものの、目だけはキラキラと輝いている。

桜を見るのが好きなのか？それとも、桜自体が好きなのか？？

兎に角目を輝かせながら、尻尾をブンブン振り俺の手を握っている。

その後、雛を抱え木の枝に座った。

木登り出来ないし、高いのは苦手らしく最初は首を横に振っていた。

まぁ、今も俺の布を掴んで離さないがな。

国「俺が支えておくし、下を見なければ大丈夫だ。目を開けてみろ」

『うぅ… … … …わぁ… …(ﾊﾟｧｧ』

さっきの怯えは何処へやら。

最初の時と同じように、目が輝き尻尾も元気よく振りだした。

それでもまだ怖いのか、俺にしがみ付いてるが… …まぁいいか。

国「よく来てるんだ。ここから見る桜は、また違って綺麗だろ？」

『ｺｸｺｸ)… … …すごく綺麗』