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１ いつも通り ページ2
一人の少女が山の中を走っていた。
風でその艶やかな黒髪が揺れて吸い込まれそうな真っ赤な瞳がちらりと見える
少女の名前は鬼舞辻杏奈
そう少女は鬼舞辻の娘である
杏奈目線
静かな夜を走るのはとても気持ちがいい
そんな時女の子の泣き声が聞こえた
声の方向に行くと女の子が一人で泣いていた
『どうしたの？』
できるだけやさしい声で言うとその子はビクリと震えたが顔を上げて迷ってしまったのだと言った
そのまま帰してやりたかった
けれど脳裏であいつの声が響く
鬼舞辻「そいつも殺せ」
あいつがそう言ったら私は従うしかない
『…ごめんね』
「えっ…」
『星の呼吸 壱の型 流星』
ザシュ…
ごめん、ごめん…
できるだけ痛みのないように切った
罪のない人を殺している自分が醜い
それでもあいつの声は止まない
鬼舞辻「そろそろ戻ってこい」
『…はい…鳴女』
ﾍﾞﾝｯ
静かな夜に琵琶の音が響いた
少女はただこのくそみたいないつも通りの日々が続くと思っていた…
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ぽむぽむ - どこかのアニメの水柱さん風www作者さん鬼滅大好きなんですね！ (2021年4月25日 20時) (
レス) id: 70d6eb4085 (このIDを非表示/違反報告)
とこ - 教えてくれてありがとうございます。これからは気をつけます。 (2021年4月23日 18時) (レス) id: ee2ee5f201 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねるねるねるね | 作成日時：2021年4月22日 21時
