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◎
家に入ると私は即ベッドにダイブした
心臓が早い
…楽しかったな、今日
男の人と二人で出かけたのなんていつぶりだろう
緊張したし、不安だった
でも何故か自然と話せたのは、ともたかさんだったから？
きっとともたかさんは私に好意を寄せてくれている
それは『友達になりたい』と、ともたかさんが言ってきてくれた時から分かっていた
そして今日も、痛いくらいにわかった
そんなともたかさんにドキッとしてしまうのも事実だ
こんなの久しぶりだからなのかもしれない
でも、明らかに私もともたかさんを意識し始めている
起き上がってふぅ。と息を吐く
薄暗いままの部屋で、私の視線はテーブルの上に向く
そこにあるのは、私の過去
私の傷
暗い部屋ではほとんど見えないのに、そこにあるのが分かっているせいではっきりと見える
…いや、見えると思い込んでいるだけなのかもしれない
それを見た瞬間私は、現実を突きつけられたような感覚に襲われた
あぁ、やっぱり私はここから抜け出せない
激しい自己嫌悪に迫られるけれど、それに手を伸ばさずにはいられないのだ
私の大嫌いで、大嫌いで、大好きなもの
それを手に取ると、やっぱり私は繰り返してしまう
その時の私はきっと一番歪んでいて、汚くて、醜い
ダメだと分かっていることを繰り返してしまう自分が理解できない
でもやめられない
涙が溢れてしまっても、自分を止められない
自分を傷つけているだけなのに
それでも過去に縋ってる
目の前の彼を消し去るように、私はまた過去に火をつけた
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雛*トマト推し * - ひゃ〜///すごくドキドキしちゃいます！それに照れる…更新待ってます！！(*^^*) (2020年1月26日 12時) (
レス) id: 477d69c1a8 (このIDを非表示/違反報告)
みみみ - スッと読めるのにすごくドキドキします！更新がんばってください！ (2020年1月16日 19時) (レス) id: 4a491c8284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2020年1月4日 13時
