たかしくんと彼女さん。

いけめんすぎて、 ページ16

いけめんすぎて、
#1 side


「ん？なに？」


「へ？、なんでもない、」


何か視線を感じると思って聞いてみるけど、変な感じ、



「…………？」


「…………」


「…なぁに？」


「な、なんでもない、」


「？？」



変なの、









#7 side



「剛、おはよ、」



「あ、ざっす」



「…おじゃましてます、」

おはようございます、と挨拶するのはトリさん愛しの、Aちゃん、



「おはようさん、今日も一段とかわええな〜」



「んふふ♪」
にこり、と笑うAちゃんはなかなかかわいい。

前会った時より、凛々しくて綺麗にみえる。



「…A、」


「はぁい」


「…いい子にしてろよ」


「、っ、うん」


ノールックでさらっと頭を撫でてトレーニングに向かうトリさん。



「Aちゃん、最近どう？」



「ようやくレポートが仕上がってひと段落したところです笑」



「そっか、………トリさんとはなかようしてる？」



「っ、……」




「なんかあったん？」




「いや、その、なんていうか…、」


「うん」




「最近、………かっこよすぎて、困ってるというか、」


「ふふ、うん笑」




「なんか、前より綺麗になったいうか…、

、とにかく
かっこよすぎて、ダメなんです…」



「そっか、笑
思ったよりかわいい悩みで安心したわ笑」



「、結構真剣に悩んでるんですけど……」



「前より、トリさんが魅力的にみえるってことやろ？」



「はい」



「ええことやん笑
トリさんがかっこええのは今に始まったことじゃないねんけどさ、


……素直にゆうてみたらどうかな笑」



「！むりむり、ほんと、」


少し顔を赤らめて、口元に手をやるAちゃんは、ほんとにかわええ笑

ほんまトリさんのこと大好きやんな笑




「ははっ、そうかそうか、

なんかあったら、聞くからがんばりや？」




ぽんぽん、と頭を叩いて俺もトレーニングに向かう。





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