【ヘタリア】 記憶がない君へ

俺の大好きな彼女。　アントーニョside ページ8

彼女に会う三時間前。



今日は、ロヴィーにAを会わせる日。


学校が終わってロヴィーは
わくわくが待ちきれなく
早く俺のクラスに来た。


いつもは俺が迎えに行くねんけどなｗ


ロヴィ「遅ェぞ！ 早くしろ！！」


アント『はいはいｗ』



ロヴィーはAが居なくなってから
元気がなかった、最初の頃はずっと泣いとった。


まるで、彼女に捨てられたアイツみたいに
俺が慰めても聞かへんかった。


それぐらいロヴィーは彼女が大好きやった。


俺も彼女が大好きやった。



Aが居なくなったと聞いて

何度も彼女に電話した。





そして、何度も夢に彼女が出てきて
同じ言葉を繰り返していた。



貴【ごめんなさい、アントーニョ】



ただ、この一言だけだった。



夢の中では、最初は思い出とか
ばかりでそして悪夢がくる。



その繰り返し。



そして、彼女が居なくなって四年。

大学生になったある日。




街中で





彼女を見つけた・・・




‟四年前に消えたあの子が"




足はすぐに動いた。






そして口が




声が




アント『A！！！』







――――――――――――――――――――――――



短いような・・・

あっ、今日二時間で学校が終わったんですよ！！

なんか台風で休校になったんですよ！！

私の地元は警報じゃなかったんですけど・・・


帰れました！！！！！



うれしぃぃぃぃぃいいいいいいいい！！！！

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