【ヘタリア】 記憶がない君へ

貴女の隣は　菊side ページ19

それからAさんとは気が合う事が多く


話すことが増えた。




Aさんは相変わらず無表情ですが
最初の頃とは違って声は優しくなっています。



たまに口調が悪くなりますが
言っていることは正しいのです。







そして、仲良くなっていくうちに






私はドンドンAさんを









好きになっていました。









口は悪くて



自分から話しかけることはなく
(めったに話しかけることはない)




孤立しているところもあり








それでも知らない人が


困っていたりしていたら




迷わず助けに行ってました。









私が変な男性に絡まれていた時




女性のである貴女は




男性の中に入って私を助けてくれました。





でも、貴女は女性なんですから



無茶な事をして怪我でもしたら


私は困ります。





でも、私が貴女に何を言おうとも


貴女は助けに来てくれる。




怪我させたくないのに。






そんな貴女は私の




もう手の届かない場所いる。







貴女は私の前に歩いていて





私がどれだけ仲良くなっても





貴女の心は動かせないのは



充分分かっています。





私は貴女に今の気持ちを伝えたいです。







ですが、この気持ちは伝えれなくて




そのまま私たちは中学校を卒業し





高校に上がった。





そして貴女の隣はすでに埋まっていました。





貴女の隣は私が入りたかった。




そう、貴女はアルフレッドさんとお付き合いした。




私の恋は儚く散った―――――――――――

これからも　菊side→←好きな人に名前呼ばれると嬉しいですよね？　菊side

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す