story.31 ページ31
.
あの後結局寝れずに
朝になった
｢…行く、か｣
靴を履き
イヤホンをつけて
外に出た
｢なんで?!｣
目の前には無邪気に笑うスニョン
まさか
｢待ってたの?｣
SN｢うん。行こ｣
｢あ、ちょっ!!｣
手を繋がれそのまま歩き出す
私が学校に行かなければ
どうしたんだろう
ずっと待っててくれたかな
そんなわけない
SN｢今日もまたAは目立つかも｣
｢は??なんで?!｣
SN｢それはお楽しみ｣
｢…それより手離してよ｣
ぎゅっと繋がれたままの手
誰かに見られそうで
SN｢…ごめんごめん｣
ぱっと離された手
冷たい風が手にあたる
暖かかったな
スニョンの手
SN｢Aー?早く行くよ｣
｢うん｣
少し先を歩くスニョンの後を追いかけた
.
.
教室に着き
既に教室にはたくさん生徒が来ていた
もちろんあの女子達も
SN｢…でさぁ、って聞いてんの?｣
JN｢Aちゃんほんとに元気になってよかった!!｣
WZ｢ほんと焦ったんだからな｣
WN｢まぁ1番焦ってたのはスニョンだけど｣
｢あッハハハ…｣
私の周りに集まってる人達
顔がいいから
女子の視線がすごい
｢…スニョンが言ってた目立つってこういうことか｣
はぁっと頭を抱えると
スニョンが笑った
SN｢残念違います。正解は__｣
｢えちょっとどこ行くのっ｣
WZ｢…あいつ｣
隣で頭を抱えるジフン
教壇に立ちニコニコ笑顔のハムスター
｢"お!!スニョン!!どうしたのー!!｣
｢"なにしてんの?｣
SN｢前に俺とAが付き合ってるって言っただろ?｣
｢…っ忘れてた｣
ぼそっと呟いた
すっかり忘れてた
JN｢え、そうだったの?｣
｢えーっと｣
女子の視線痛いなー
女子の視線どころかみんなの視線が痛い
そして何故かニコニコ笑顔のスニョン
SN｢あれ実はドッキリでした〜!!!
Aにもバレないように演技してもらってたんだ｣
｢"そうだったの?!!｣
｢"えーなんだよスニョン!!｣
嬉しそう
周りもスニョンも
なんだ
嫌だったなら
早く言ってよ
"あなた達に渡す気は無い"
はぁ恥ずかしっ
私だけ本気にしてたんだ
スニョンは冗談だったんだ
全部
嘘だったんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 763人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
iziu(プロフ) - koro39さん» わああほんとですかありがとうございます😊更新遅くなってしまいすいません!!更新致しましたので是非読んでく出さると嬉しいです✨ (2022年5月2日 23時) (
レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
koro39(プロフ) - このお話ハマります..！！無理せず更新お願いします。゜(´∩ω∩｀)゜。 (2022年4月15日 20時) (レス) @page40 id: 4c8c83f715 (このIDを非表示/違反報告)
iziu(プロフ) - Luuさん» Luuさんありがとうございます😊めちゃめちゃ嬉しいですっ😂モヤモヤしますよね…書いてる私もモヤモヤしてます…。すごく嬉しいコメントをありがとうございます!!負担にならない程度に更新頑張ります!!ほんとにめちゃめちゃ嬉しいです💕 (2022年3月23日 21時) (レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
Luu - iziuさんの書く、ヤンチャなスニョンくんもかっこいいスニョンくんも大好きです！これからも負担にならない程度に更新頑張ってください！🙌🏻🤍 (2022年3月17日 17時) (レス) id: 3053d631c3 (このIDを非表示/違反報告)
Luu - このお話の 女の子を本気で好きなのか気にかけてるだけなのか分からないスニョンくんがモヤモヤして好きです~!! 最終的にはいい感じに思いが通じ合えばいいなとはやっぱり思いますが、付き合ってないのに距離感バグってるのもとてもいいです…👍🏻💕 (2022年3月17日 17時) (レス) @page40 id: 3053d631c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ijiu | 作成日時：2021年8月9日 22時
