story.15 ページ15
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｢…い…ぉーい!｣
ポンと誰かに頭をたたかれ
顔を上げると
SN｢寝すぎ｣
スニョンだった
｢なんで、スニョンがこっちにいるの?
席あっちじゃん｣
SN｢んー変えてもらった｣
｢…はぁ。…せっかく離れたのに｣
ボソッと呟くと
私の机に肘を置き
ぐいっと顔を寄せてきた
SN｢ふーん。そんなに俺から離れたかった?｣
｢関わりたくないだけ｣
これ以上
関わりたくないのは事実
｢というか近い。変な噂たったらどうするの?｣
SN｢その時はど う に かするよ｣
嫌味か
もう嫌だスニョンに関わるといい事がない
SN｢どこ行くの｣
｢…トイレ｣
ずっと話しているのも嫌で
それに周りの視線もすごいから居てもたってもいられず
席を立った
トイレって言えばさすがに着いてこないだろうと思って嘘をついた
ガラガラとドアを開けた
日の光は入ってきてるのに少し肌寒い
だけど
｢…落ち着く｣
お気に入りの場所
静かで
今の私にはちょうどいい
窓に身を乗り出し外を見た
｢意外と高い…｣
木の葉っぱに手が届きそう
何も考えず
手を伸ばした時
急にドアが開き
SN｢A!!何やってんだよ!｣
｢…あっ｣
びっくりして手が滑った
グッと目を瞑ると
後ろから抱えられ床に倒れ込んだ
｢…危なかった…｣
SN｢危なかったじゃないだろ!何やってるんだよ!!｣
｢別に何も…｣
SN｢何も無い人が窓から身を乗り出すかよ｣
｢あーあすいませんでした!
いい加減離して｣
グッと抱えられたまま
離してくれないスニョン
私が押し倒したみたいになってるんだけど
｢誰かに見られたら、どうするの…!ねえ、スニョン!｣
SN｢うるさい、誰も来ねぇよ｣
グッと頭を抑えられスニョンに抱え込まれた
｢…なんで、ここに来たの｣
SN｢絶対嘘だろうなと思ってここに来たら
窓から身を乗り出してる奴がいた｣
｢…はぁ、ありがとう
さすがにやばいって思った｣
SN｢見てる方はもっと焦るからやめろ｣
｢わかったから。
そろそろ離してくれない??｣
SN｢ん｣
すっと離して貰った
私の目の前に座るスニョン
頬を膨らませ何故か拗ねていた
｢スニョン可愛い｣
あははっと笑うと
SN｢やっと笑った｣
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iziu(プロフ) - koro39さん» わああほんとですかありがとうございます😊更新遅くなってしまいすいません!!更新致しましたので是非読んでく出さると嬉しいです✨ (2022年5月2日 23時) (
レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
koro39(プロフ) - このお話ハマります..！！無理せず更新お願いします。゜(´∩ω∩｀)゜。 (2022年4月15日 20時) (レス) @page40 id: 4c8c83f715 (このIDを非表示/違反報告)
iziu(プロフ) - Luuさん» Luuさんありがとうございます😊めちゃめちゃ嬉しいですっ😂モヤモヤしますよね…書いてる私もモヤモヤしてます…。すごく嬉しいコメントをありがとうございます!!負担にならない程度に更新頑張ります!!ほんとにめちゃめちゃ嬉しいです💕 (2022年3月23日 21時) (レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
Luu - iziuさんの書く、ヤンチャなスニョンくんもかっこいいスニョンくんも大好きです！これからも負担にならない程度に更新頑張ってください！🙌🏻🤍 (2022年3月17日 17時) (レス) id: 3053d631c3 (このIDを非表示/違反報告)
Luu - このお話の 女の子を本気で好きなのか気にかけてるだけなのか分からないスニョンくんがモヤモヤして好きです~!! 最終的にはいい感じに思いが通じ合えばいいなとはやっぱり思いますが、付き合ってないのに距離感バグってるのもとてもいいです…👍🏻💕 (2022年3月17日 17時) (レス) @page40 id: 3053d631c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ijiu | 作成日時：2021年8月9日 22時
