92−juri− ページ42
○「かもね.......！」
どうやら、教えてはくれないらしい
まあ、話したくないことを無闇に聞くのもおかしいから
俺は深く追求しなかった
田「だから、正直今の職業って有り得ねぇなって思うの。
与えられなかったものを与えているなんてさ」
○「所詮、偽物であっても温もりが欲しいのが人間だから」
田「え？」
急に声のトーンが低くなったまな
○「でも、樹は綺麗だから。みんなを、自分を幸せにできるよ。」
田「じゃあ、まなは？」
○「私は........。出来ないよ、人形だから」
田「人形？」
○「そう、人形」
そう言って彼女は部屋にあったクマの人形を持ってきた
○「誰にでも扱える人形、温もりは与えられるけど、自分の意思では動けない。
意思すらない」
そう言って笑っている姿を見れば、もう離したくなかった
田「じゃあ、綺麗な俺が人形のまなに温もりを与えるとしたら？」
○「何それ........。」
呆れたような声でまなは俺を見る
とりあえず、その小さな体を自分の懐に入れてぎゅっと抱きしめた
○「A」
田「へ？」
○「橘A」
そう言って笑いかけるA
田「俺は田中樹」
○「何回も聞いた」
田「だよなぁ！」
少し、Aの心に触れられた
そんな気がしたんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2945人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
me_ren - 読み進めていて気付いてしまったのですが、ふっかさんはTatuyaじゃなくてTatsuyaだと思います…。生意気すみません。 (2020年3月23日 10時) (
レス) id: 907e0e4e42 (このIDを非表示/違反報告)
リーやん(プロフ) - こんばんは！いやぁぁ(///∇///)読んでいてどんどん続きが気になるお話です(///∇///)これからも楽しみにしてるでありまぁぁぁすm(__)m (2020年3月13日 21時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
陽子(プロフ) - 後編やったー！いつも心臓をドキドキさせながらみています！応援してます！ (2020年3月13日 21時) (レス) id: b280303fe6 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編おめでとうございます！！いつもたくさん更新ありがとうございます！！ワクワクドキドキしながら読んでます！！ずっと応援してます！！ (2020年3月13日 20時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
はにー(プロフ) - いちごみるくさん» じゅったんにはやはり、良いところで出てきて欲しかったんですよね、笑。これから活躍してもらうので楽しんで頂ければ幸いです！ (2020年3月13日 18時) (レス) id: d298b89676 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はにー
| 作成日時：2020年3月9日 22時
