81 ページ31
○「ふっかさん、ごめんね。わざわざ」
深「大事な従業員ですからね。しっかりエスコートしないと」
バックミラー越しに笑いかけるふっかさん
たまに、モテそうなことするよねこの人
翔太はあの後、目も合わせないでいつの間にか帰っていて
ほんと、最低な女だなぁと思いながら窓の外の夜景をみる
深「俺、実はAの事知ってたんだよね」
○「え？」
いきなりの暴露に私は空いた口が塞がらない
深「関西で、伝説の姫って言われていたんでしょ？」
その言葉を久しぶりに聞いた
ミラー越しに1度、ふっかさんは私と目を合わせた
深「でも、1年と少しですぐに辞めていなくなった。
俺、1度客として会ったんだけど覚えてねぇよなぁ」
○「........ごめん、全く」
深「で、目黒がAを連れてきた時はまじでビビった。え、関西の.....ってさ。」
○「そうだったんだ.......。」
深「だから、本当ならオーナーとしてあんな感じでAを雇うのはありえない事なのに。
Aだからこそ、うちに欲しくてね。
断られると思ったからそれにもびっくりしたけど。」
○「私も、なんか少し居たかったんだよね。この空間に」
でも、やっぱり間違いだったかもしれない
私は結局、傷つけることしか知らない
深「Aが何に怯えていて、何を恐れているのかはわからない。
でも、俺は俺達はなにを言ったってAの味方だから。
出会って数ヶ月だけど、あいつらは、俺は、絶対にお前を見捨てない」
なんでこの人が上に立つ人間かがよく分かる
○「ふっかさん....ありがとう」
深「Aだけだよ、俺に対して素直なの」
なんて言って、照れているふっかさんは少し可愛かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2945人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
me_ren - 読み進めていて気付いてしまったのですが、ふっかさんはTatuyaじゃなくてTatsuyaだと思います…。生意気すみません。 (2020年3月23日 10時) (
レス) id: 907e0e4e42 (このIDを非表示/違反報告)
リーやん(プロフ) - こんばんは！いやぁぁ(///∇///)読んでいてどんどん続きが気になるお話です(///∇///)これからも楽しみにしてるでありまぁぁぁすm(__)m (2020年3月13日 21時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
陽子(プロフ) - 後編やったー！いつも心臓をドキドキさせながらみています！応援してます！ (2020年3月13日 21時) (レス) id: b280303fe6 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編おめでとうございます！！いつもたくさん更新ありがとうございます！！ワクワクドキドキしながら読んでます！！ずっと応援してます！！ (2020年3月13日 20時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
はにー(プロフ) - いちごみるくさん» じゅったんにはやはり、良いところで出てきて欲しかったんですよね、笑。これから活躍してもらうので楽しんで頂ければ幸いです！ (2020年3月13日 18時) (レス) id: d298b89676 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はにー
| 作成日時：2020年3月9日 22時
