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藍沢side
真っ暗な世界から意識が上がってくる。
藍沢｢…ん｣
名取｢…あ、藍沢先生。起きられましたか？｣
見渡してみるとどうやらここは医局の仮眠室だ。
俺は何でここに…？
そう考えていると、額に何かが当てられる。
＿名取の手だ。
名取｢…まだ全然下がりませんね。他にどこか辛いところはありますか？｣
＿辛いところ？
あ、朝からぼーっとしていたのは熱のせいだったんだ。
そう思った途端、体がだるく、重い感じがしてくる。
でもなんで…
藍沢｢…山崎さん。｣
そうだ、俺、オペ中に…
さっと血の気が引いていくのが分かる。
自分の体調の変化にも気がつかず、おまけにオペ中に倒れるなんて。
名取｢…ｚ、わ｣
山崎さんはどうなった？
名取｢あい、ｚ、ｗ、せん、｣
急いで戻らなきゃ。
名取｢藍沢先生！！！｣
名取の声に頭が現実に戻ってくる。
立ち上がろうとする俺を名取はゆっくりベットに連れ戻す。
名取｢藍沢先生。山崎さんのオペは無事終了しました。藍沢先生が倒れたのも終了間際でした。残りは白石先生と�塋�と灰谷がやりました。｣
藍沢｢…そうか。｣
名取は困ったように眉をさげる。
名取｢…あまり自分を責めないでください。藍沢先生の体調不良に気がつきながらも止めなかった俺らも悪いんです。｣
名取の声はなぜかすっと心に落ちてくる。
名取｢…それまでのオペは完璧でした。俺がどんなに絶好調の日でもあんなきれいなオペは出来ません。今度話聞かせてください。｣
藍沢｢…ああ。｣
名取に体を預けると途端に睡魔が襲ってくる。
名取｢…おやすみなさい。 ｣
そのあと名取が言った言葉は聞こえなかった。
名取｢おやすみなさい。話、楽しみにしています。｣
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punikinu(プロフ) - 待ってました！頑張ってください！ (2020年4月20日 19時) (
レス) id: 14a1fab1df (このIDを非表示/違反報告)
み一 - とてもおもしろいです。合宿、頑張ってください。つづき楽しみにしています！ (2019年12月27日 21時) (レス) id: cf2a24b3bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 小説心待ちにしながら読んでます！更新頑張って下さい！ (2018年9月8日 8時) (レス) id: 0e16506c1f (このIDを非表示/違反報告)
てぃぴ(プロフ) - 小説読ませていただいてます。忙しい中だと思いますが、更新楽しみにしています。 (2018年8月31日 0時) (レス) id: f39d43e56e (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 返信遅くなってごめんなさい。更新待ってます。頑張ってください。 (2018年8月23日 13時) (レス) id: d6c769574c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご。 | 作成日時：2018年8月9日 21時
