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藍沢said
俺は緋山からの連絡でヘリポートに待機した。
...酷すぎるってどのくらいだろう。
すぐにヘリは到着した。
急いで駆け寄る。
...中には辛そうに目を閉じて手を口に当てている名取。
緋山「...一回吐きそうになって吐いてない。結構酷い貧血ね。」
そう言いながら緋山は降りてきた。
緋山「...名取小さいからお姫様抱っこでも行けそうだよね。」
藍沢「...あぁ。←」
俺は緋山に言われなくてもお姫様抱っこをしていただろう。
藍沢「...名取、吐きそうになったら言え。」
名取「...は、く。」
そう言った途端名取は自分の手の中に吐き出した。
...俺のスクラブにも少しかかった。
緋山「...名取！」
1度止まって名取を楽な体制にする。
藍沢「...まだ吐きそうか？」
名取「きもちｯ...わる、い...です」
そう言って顔を歪めるが思うように出ないらしい。
藍沢「...ごめんな、」
そう言って俺は名取の口の中に手を入れる。
その途端名取は袋一杯に吐き出す。
その間俺は名取の背中をさすってやることしか出来ない。
名取「も、大丈夫です。」
少しスッキリしたような、でも顔色の悪い名取。
名取「...藍沢先生のスクラブ...汚しちゃって...ごめんなさい...」
いつもは聞かない弱々しい声で名取は目頭に涙を浮かべる。
藍沢「...気にするな。」
そう言うとホロホロ泣き出す。
藍沢「...泣くな。辛くなる。」
そう言っても泣き止まない名取。
...大分弱ってるな。
俺は再び名取をお姫様抱っこして救命に連れていく。
緋山「...名取なんだかんだ藍沢好きよね。」
急にそんなこと言い始めると思ったら名取は俺の腕の中で寝ていた。
藍沢「...疲れていただけだろ。」
緋山「素直じゃないんだから。」
藍沢「緋山には言われたくない。」
緋山は心配そうな顔をしながらどんな内容でいじろうかニヤニヤしている。
緋山「...ま、少し書類やらせ過ぎたかな。」
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punikinu(プロフ) - 待ってました！頑張ってください！ (2020年4月20日 19時) (
レス) id: 14a1fab1df (このIDを非表示/違反報告)
み一 - とてもおもしろいです。合宿、頑張ってください。つづき楽しみにしています！ (2019年12月27日 21時) (レス) id: cf2a24b3bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 小説心待ちにしながら読んでます！更新頑張って下さい！ (2018年9月8日 8時) (レス) id: 0e16506c1f (このIDを非表示/違反報告)
てぃぴ(プロフ) - 小説読ませていただいてます。忙しい中だと思いますが、更新楽しみにしています。 (2018年8月31日 0時) (レス) id: f39d43e56e (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 返信遅くなってごめんなさい。更新待ってます。頑張ってください。 (2018年8月23日 13時) (レス) id: d6c769574c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご。 | 作成日時：2018年8月9日 21時
