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優「ようっ!我が親友!!」
トンっと1人になって寂しい思いをしていた私の肩に手が置かれる。
隣を見れば朝からなんとも明るく凛々しい姿の優がいた。
『やっほ。優はなんか今日元気だね。』
優「あーだってさ、とうとう呼ばれたんでしょ??」
ニヤッととしていたずらな笑みを浮かべる優。
あんた、今私の事親友って言ったじゃないか!!
なんでそう楽しそうなのよ!!
『…優…楽しそうだね…あはは…』
優「楽しいってもんじゃないよ!!
あんたねぇだいたいあの3人をあからさまに避けすぎなんだよ。」
優は楽しそうだけど心配もしてたみたいで真剣な顔をする。
『…だって、とりあえず離れてたらいいかなって…
まず、学校じゃ侑李とは全く話してないんだよ??』
なんで昨日侑李まで…
私の隣に言葉に優は呆れたような声を出す。
優「Aと知念が一緒に登校してるって見かけるヤツら結構いるらしいよ??
学校着いてから離れてもまー意味ないんじゃない??」
『…でも、侑李と一緒にいれるの登下校しかないし…』
優の言い分も確かなんだけど…でも、侑李と関わるための理由がなくなってしまう…
それだけは嫌!!
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作者名:かれん | 作成日時:2019年5月26日 15時