【リクエスト制】JUMP病系短編集★☆

【有岡】高熱 ページ34

有岡side


光「そんでさ、……」


大「あははは！面白いね…!」



いつもなら楽しい光くんの話もあまり楽しめない。



大「マジで……!笑」



あー、やべぇ。気持ち悪くなってきた。


光「大ちゃん…?体調悪い??」



大「え…?普通だよ?……ﾊｧｯｹﾞﾎｯ！」



光「本当に??」



『本当だって〜!』って言おうとしたら酷い吐き気が襲ってきた。



大「…ｯ…ﾊｧﾊｧ……ｳｯ…!」



『ヤバイ!!』そう思って俺は両手で口元を押さえた。



光「大丈夫!?吐く??」


そう聞かれ、俺は小さくうなづいた。



光「ほら、袋。」


大「ありが、とっ」



光「吐いちゃっていいからね〜」



そう言いながら光くんは俺の背中を優しくさすった。



大「ｹﾞｯﾎｯ!……ｵｴｯ…ｳｴ〜ｯ…」



大「も、大丈夫…」



光「着くまで寝てていいよ。きついでしょ??」



大「うん…」



光くんの言葉に甘えて、俺は眠りについた。

【有岡】高熱→←【有岡】高熱 [いちごさんリク]

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す