第三話 拠点へと ページ4
????side
「……それって…本当かしら?」
「……うん、とうとうボク達の拠点がバレちゃったみたいです。どうする?拠点を移動する?」
「んー……それも良いんだけどね、彼ら、彼女らには、一回私達の理想像を分かって貰いたいの。
だから〜……寸前まで来させて、ずたずたに心を引き裂いてから、移動しましょ?」
「………」
「まあ、私達の理想を壊し、皆を恐怖のどん底に落としかねない馬鹿共よ。
全員、心して待ち構えるように。ああ、あと構成員の強い子が何人か居たはず……。
その子達を又後で向かわせて頂戴。……ふふっ、私達に会ったときの絶望の顔が早く拝みたいわあ…♪」
「……流石。やっぱり性格むごいな。」
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エンテェーside
「……くしゅんっ!」
「お、大丈夫か?」
「らいりょうふれふ……」
所変ってここはホワイトウェハース。
北風がびゅうびゅうと吹き荒れ、吹雪を舞い散らせている。
常時医者から「無理はするな」と釘を刺されているネル。
やはりこの極寒の地ではあまり力を発揮出来ない様だ。
白い翼を縮こまらせてぶるぶると震えている。
そしてそんなネルにさっと毛布を差し出すのはディア。
流石のイケメンムーヴである。君何気にやばいな。
そんなディアとネルを差し置いて、他メンツはずんずんと進んで行っていた……。
「ほらほら、寒がってないで、いっくよーっ!」
「あっ、ちょっ……ちょっと待って下さいトモリさーんっ!!」
7人がお気に入り
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みお - 終了パーティ開催だーー!(今書いている派生作品で後日談を書こうと思います!) (3月27日 21時) (レス) @page50 id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)
悪食 - わぁー!終了した…!お疲れ様でした〜! (3月27日 18時) (レス) @page50 id: 2373853ba8 (このIDを非表示/違反報告)
みお - カシス様ァァァァ( (3月27日 15時) (レス) @page47 id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)
みお - あとはネルお嬢様とカシス姉さまだけ…? (3月27日 15時) (レス) @page46 id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)
みお - 円陣はずれさん» 大泣き(汗) (3月26日 20時) (レス) id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)
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