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第二十二話 雪玉 ページ23

「ふう!やっとでたよ!」

「……さ、むい……」

「ああー!ネルちゃん大丈夫?おしくらまんじゅうする?」

「…トモリは体もふもふだから暖めてやったら?」

「確かに…!やってみる!」


そう言ってネルに向かってハグという名のタックルをかます。

無論、ネルは「ごふっ」と女の子らしくも無い声を出していたが……、

まあ、うん。大丈夫だろう(?)

その一方で暖かくもなってきたようで、手の先の感覚を取り戻してきたようだ。

そんな時。


「!雪玉…!」

「おいおい嘘だろ…」


そんな中。

でっかい雪玉がごろごろと転げ落ちてきたのだ。


「どうすんだこれ!」

「動けんの?ネル」

「す、すみません、あ、足がまだ…」


ネルの言うとおり、ネルの足はぶるぶると震え、とてもじゃないが立てる様には思えない。

そんな事を言っている間、無情にも規格外のサイズの雪玉は迫ってくる。

技を出したってとても止められる速度ではないし、かといってよけられない。

だから当たれば良いと言っても、かなりの体力を消費させられるだろう。

そんな時。


〈リフレクトフォース〉

「あ、れ…、粉々になって、る…?」

「何が起きたんだ…?」


一瞬だけ前が光って、次の瞬間には雪玉が粉々になっているという意味不明な展開。

誰かがやったのか、と皆で聞きあっているが、全くもって分からない。

そんな中、ウェイが声を上げた。


「こんな所居ても意味無いよ。
さっきのは石だかなんだかで壊れただけ。多分。
また雪玉がくるかもしれないんだから、さっさと行くよ」

「は、はい!」

「ネルちゃん、走れる?」

「あ、あるけます…!」

「走れるのか聞いてるの、じゃあおぶるね〜!」

「へあっ!?」

第二十三話 躊躇→←第二十一話 水中



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みお - 終了パーティ開催だーー!(今書いている派生作品で後日談を書こうと思います!) (3月27日 21時) (レス) @page50 id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)
悪食 - わぁー!終了した…!お疲れ様でした〜! (3月27日 18時) (レス) @page50 id: 2373853ba8 (このIDを非表示/違反報告)
みお - カシス様ァァァァ( (3月27日 15時) (レス) @page47 id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)
みお - あとはネルお嬢様とカシス姉さまだけ…? (3月27日 15時) (レス) @page46 id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)
みお - 円陣はずれさん» 大泣き(汗) (3月26日 20時) (レス) id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハイムーン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年3月3日 10時

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