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No,3 ページ3

ざぱん、ざぱん。

オレンジオーシャン付近の海で、元々は宇宙船だったものが海上を進んでいる。

その船の上にはセイル。

そしてどこでどう仲良くなったのかは知らないが何故かシュニムも同行している様だ。


「海、すごい広いねー。
一回来てみたかったけど面倒だったから来たことなかったや」

「それは本当に来たかったノカ?」

「うーん、多分そうなんじゃない?」

「フム…」


船の上の少し小さいテーブルで二人は仲良くお茶会をしている様。

マカロンやクッキーなど美味しそうな物がそろいにそろっている。

喋る度にシュニムが食べているから減りが速いが、

そんなに食べるという事はよほど美味しいのだろう。

どこかで買ってきたのか、または作ったのか。

そんな時、風が少し強く吹き、シュニムの帽子が飛んでしまう。


「あっ、帽子!」

「!!」


シュニムが少し反応するのがおくれてしまったが、

その代わりセイルが帽子はしっこをつかんでくれた様だ。

と…


「セイル、後ろになんか付いてる!」

「は?」


帽子をつかんでシュニムの所に戻ろうとした時、シュニムにそう言われる。

疑問に思い自身の背中(?)を見るとそこにはサーカスのチラシの様な物が。

風でここまで飛んでくるとは。

メタい話、作者もそれ以外に思いつかなかったからしょうが無い。


「なんだろこれ。
サーカス?なんかマルクとかがやってそうな雰囲気…」

「デモ楽しそうだよ?行って見る価値はあると思う」

「そっかぁ…じゃあ行って見ようかな!」

「了解!」


そう言うなり船の操縦席の所へ戻り舵を取る。

…え、まって今まで舵とってないのに勝手に進んでたんだ…すげぇ…

そうしてそれぞれが期待を胸に、サーカスへの道を進んでいった。





狂気に呑まれるとも知らずに

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作者名:ハイムーン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年12月18日 21時

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