No,1 ページ1
「すごかたい!ポップスターにまたサーカスが来るったいって!すごくなか!ねえすごかn
「スアレス、はしゃぎすぎ。
もうちょっと声の大きさ調節して」
「はーい!」
スアレスが先ほど散歩していた広場からなにか情報とチラシを得たようで、
速攻でリィリにそれを見せる。
怪しみながらも興味があるのか、リィリはまじまじと
しばらくの間黙っていた。
「でね、こんサーカスば見ぎゃ行こごたると!
もちろんリィリしゃんも来てくるるよね?」
「…えっ?見に行くつもりなの?これを?」
「うん!」
「なんで?怪しさ満点でしょうこんなの。」
「ばってん気になっと!」
「はあ…」
なんどもなんども駄々をこねるスアレス。
どうしてもサーカスに行きたい様だ。
リィリは少なからず興味があったようで最後にはスアレスの方の意見に折れてくれた。
「しょうがないわね、そのサーカスとやらに行って見ましょうか」
「ほんと!?」
「ええ、そのかわり。」
「そのかわり?」
「危険を感じたら私と一緒にすぐ逃げる事。
これが守れないならこのサーカスにはいかない」
「…!」
過保護だなあ…(他人事)。
最後にはスアレスがこくりと真剣な顔して頷いたので、行ける事となった。
「やったー!サーカス♪サーカス♪」
「はしゃいで周りに迷惑かけないようにね」
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