一刻も早くワド達に会いたい。だからボスはさっさと倒すぞ! ページ6
「なーなー。ここにはどんなボスがいるんだ?」
「ここにはゴルルムンバが居るよ!
腕がすごく太くて当たったら痛そうだよね・・・」
「え、何今ルンバって言った?あの掃除機の」
「それは違うよー!ご、る、る、む、ん、ば!」
「よしルンバね。覚えた」
「覚えてないよー!!」
エフィリンがなんとかコードにゴルルムンバの名前を覚えさせようとしていると、
ズン、ズン、とショッピングモール中に響く位大きい地響きが起きる。
コードは上から落ちてくる明かりの残骸や、瓦礫をよける途中、
ふとなにかがこちらを見ている事に気づいた。
「・・・エフィリン、下がった方が良いぞ」
「えっ?」
エフィリンがきょとんとした瞬間、天井が崩れ、巨大な黒い腕が上から出てきた。
「かんっぜんにやる気じゃねえかよ、まあワド達が居るからさっさと倒すけど!!」
剛腕獣 ゴルルムンバとデータベースに来ているのを見ると、
腕を主に使う様だ。
最初のつかみを躱しきると、今度はコードから仕掛けた。
「〈コンセント〉!」
先にプラグの付いているコンセントをうまい具合にゴルルムンバの足にひっかける。
予想もしてない反撃をされて、ゴルルムンバの体制は大きく崩れた。
「よし来た!てかなにあのでかさ!?一頭身相手にでかすぎんか!?」
顔を狙う為に飛びあがったコード。
しかし予想以上のでかさにびっくりする。
これでは顔に着く前にゴルルムンバが体制を整えてしまう・・・!
「なら、もういい!フライングして顔に当ててやらあ!
〈ウイルスコード〉!!」
フライングして顔にパソコンのウインドウの様な物体を投げつける。
もちろん電気付きで。
と、大きな雄叫びを上げながらゴルルムンバが倒れた。
「ワド!ワドはいる!?あとエフィリン!」
「なんかボクおまけみたいに扱われた気がする・・・」
「気のせい!」
「だよね!」
もう諦めの境地に来たエフィリン。
一方コードは攫われたワド達を探している様だ。
わにゃー!わにゃ、わにゃあ!→←戦ってから街戻るとワドがわにゃーって来る・・・もう大王からワドもらおう。
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ハイムーン(プロフ) - 悪食さん» 有り難う御座います!更新ぐだぐだですけどこれからも宜しくお願いします! (10月29日 20時) (レス) id: 4fbddfe45a (このIDを非表示/違反報告)
悪食 - 神!めっちゃ面白い! (10月29日 20時) (レス) @page2 id: 5528376f55 (このIDを非表示/違反報告)
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