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20-3 ページ14

『ごめん…わたし分からない…』

「こいつはアレだぜこの土地の主…この流さ、威圧感、間違いねぇ
今は眠ってるようだが油断するな!!」

『えっ主!?大丈夫なの近づいて!!』

「俺は山の王!!俺がいるから大丈夫だ!!」

「いや汽車だよ
知らねぇのかよ」

『汽車??』



善逸が言うには、汽車と言うものらしい。
街出身の彼がいうのだからきっと正しいのだろう。



「シっ落ち着け!!」

「いやお前が落ち着けよ」

「まず俺が一番に攻め込む」

『えっ急に攻撃するの?怒らないかな?』



汽車というものが何かわからなくて、どうしたらいいかわからない。



「この土地の守り神かもしれないだろう
それなら急に攻撃するのも良くない」

『なるほど!!』

「いや汽車だって言ってるじゃんか」



炭治郎の考えに納得したが、どうやらそれも違ったらしい。



「列車わかる?乗り物なの人運ぶ
この田舎者が
Aちゃんは可愛いから許すけども」

「ん?列車?
じゃあ鴉が言ってたのがこれか?」



どうやら、ここが私たちの目的地らしい。
それにしても、こんな大きな塊が動いて人を運ぶのか。
都会はすごいなぁ。



「猪突猛進!!」

「やめろ恥ずかしい!!」



伊之助が汽車に頭突きして、周りの目が一斉に私たちに集まる。



ピピーッ

「何してる貴様ら!!
あっ刀持ってるぞ…!!
警官だ、警官を呼べ!!」



笛の音ともに、何やら不穏な空気。
警官ってどういうこと!?
私たち捕まっちゃうの!?



「やばっやばいやばいやばい
逃げろ!!」

『えっえっ』

「体の中に入るのか!?」

「ああああああもう!!いいから!!
黙ってみんな駅の中に逃げよう!!大丈夫だから!!」



善逸のあまりの剣幕に、私たちは急いで走って逃げた。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 原作寄り   
作品ジャンル:アニメ
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善逸推し - 面白かったです!この後の展開が気になります! (2020年8月16日 10時) (レス) id: 5160686bc8 (このIDを非表示/違反報告)
我妻咲耶 - もうほんっとサイコーです!!!! (2019年8月11日 4時) (レス) id: 3bb721340a (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 月影さん» コメントありがとうございます!本誌でのあの台詞を使うのはちょっと…と思い、あのような台詞になりました!とても嬉しいことばかり言って下さり、すごく嬉しいです!( *´ ∀ `)あまり早い更新ではありませんが、頑張ります! (2019年7月22日 23時) (レス) id: 0fe682c3ee (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 1番最初のお話から読まさせて頂いてます!今回の話で、夢主ちゃんの前に立つ善逸...イケメンすぎて危うく私倒れるところでした笑話の内容もとっても面白くて、何回も読み返してしまいます!これからの展開がとっても楽しみです!更新大変かもですが、頑張ってください! (2019年7月22日 6時) (レス) id: 140bc76271 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - ひにゃたこさん» コメントありがとうございます!がんばります(*´▽`*) (2019年7月17日 23時) (レス) id: 0fe682c3ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えり | 作成日時:2019年7月16日 23時

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