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「あ、月島くんおはよう」

「………」

「無視ですか?!」

「ん?あぁ、小さくて気づかなかった」

「私は平均ですぅ!貴方が大きいだけですぅ!!」





…あれから、なんだかんだ月島くんと話すようになって、程々に仲良くはなった気がする。



仲良くなったって言うか、私がめちゃめちゃいじられてるというか弄ばれてる。









「キミ、今日の現代文の課題やってきたの?」

「え、課題なんて配られたっけ?」

「…あぁ、ごめん、僕が2枚持ってた、これが瀬良サンのじゃない?」

「はぁっ!?これは悪質!!!」

「ごめんごめ〜ん、まぁ5時間目だから大丈夫じゃない?」





ニヤニヤと笑いながら、頭上でプリントをひらひらとさせる。





私が精一杯背伸びをしても、それには届かない。









「………月島くんのアホンダラ」

「なに?折角プリント見せてあげようと思ったのに、なにか言った??」

「あぁぁなにも言ってません!お願いします見せてくださいいい!!」





私が縋るように頭を下げると、満足気に白紙のプリントと月島くんの字が並んだプリントを渡される。









よかった…これで終わる…月島くんってなんだかんだ優しいよなぁ…。









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「いや優しくねーよ!元凶あんただろ!!!」





よく考えたら少しも優しくなかった。

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設定タグ:ハイキュー , HQ , 月島蛍   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆん | 作成日時:2020年4月10日 23時

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