128話 ページ32
ヒナ、仲間がやられんのイヤなんだ(*^^*)
でも、あんなサーブ見たらサワさんが動くでしょ
烏野で2番目にレシーブが上手いんだからwww
あたしが思った通り、サワさんが田中とツッキーに指示を出し、自分の守備範囲を広げていた
入畑監「ふむ。 自分の守備範囲を広げたか」
『でもトール、コントロール上手いから・・・』
サーブは予想通りツッキーに向かっていったが、コントロール重視にしたせいか威力は先程より弱くなっていた
威力が先程よりないお陰で、ボールはどうにか上に上がった
菅原「! 上がった! ナイス月島!!」
でもボールはチャンスボールとなり青城側に来ていた
トールがレシーブをしてセッターの矢巾が金ちゃんにトスする
金ちゃんはブロッカーを避けて、スパイクしようとしたがヒナが動いていた
金田一「オォッ!?」
《バチッ》
ヒナがブロックした
ボールは高く上がり烏野に余裕が出来た
ヒナは素早く、その場からブロッカーが居ない位置に動いて横飛びしながらスパイクした
そのボールはトールの真横を過ぎていった
《ドゴッ ダンッ!!》
ゾクッ さすがヒナ・・・ あの目で見られたらあたしも動けないかも
《ピッ ピピーーーーッ》
試合が終わった
勝ったのは烏野高校だ・・・
モブ「・・・・・・何今の」
モブ「コートの端っこから端っこまで一瞬で・・・」
モブ「スパイカーの手に吸い込まれるみたいなトス・・・」
上の階では青城生がざわついていた
あたしは知っていたけど、実際に間近で見たら体がゾクゾクしてヒナから目が離せないでいた
松川「おーいA!!」
岩泉「A!!」
『・・・はっ どうした!?』
花巻「お前がどうしたよ」
岩泉「俺ら何回も呼んだぞ」
『ごめんごめん。 ちょっとボーっとしてた
監督の話し終わったの?』
矢巾「とっくに終わってるよ」
青城の人達と話していると、サワさんがあたしに話し掛けてきた
澤村「Aっ!」
『! サワさん、お疲れ!!
どうかした?』
澤村「帰りどうすんだ? バス乗ってくか?」
『あーー・・・』
帰りの事を聞かれてトールに目線をやると、まだ居て欲しそうだったから断ることにした
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作者名:*舞夜* | 作成日時:2020年6月20日 1時