66話 ページ19
走って体感10分ぐらい
木兎さんの家に着いたみたいだ
木兎さんが必死に鍵を開けてる
《ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ ｶﾁｯ》
木兎「A開いたぞ！ 中入れ！！」
『う うん』
木兎「かぁーーー、結構濡れたな！ 風呂沸かすからリビングで待ってて」
そう言い残し木兎さんは風呂場があるのだろう、玄関からちょっと入った所のドアを開けて入っていった
あたしは木兎さんに言われた通り、リビングだと思われる扉を開けた
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
ポーカーフェイスできてるかな！？
ドキドキしっぱなしなんだけど！！！！？
てか親居ないのっ 買い物行ってんのｯｯ！！？
《ｶﾞﾁｬ》
木兎「A、タオル持ってきたぞ」
『ありがとう。
てか、木兎さん親は？』
木兎「昨日から旅行に行ってて居ないぞ」
『！！』
そそそそそそ それは木兎さんとこの家に2人っきりなのでは！？
どうしよう ますますドキドキしてきたんだけど(//_//)
顔が赤くなったのだろう 木兎さんが近づいてきた
木兎「A大丈夫か？ 顔赤くないか？
風呂、先入れよ！」
『！ 大丈夫！ 大丈夫だから木兎さん先に入って来て！！』
木兎「でも、女の子は体冷やさない方がいいんだろ？」
『木兎さんは選手でしょ！ 選手が風邪ひく方がダメだから先入って！！』
木兎「･･････わかった
早く上がってくるから待ってろよ！！」
木兎さんが風呂に行った
あたしは床にへたり混んだ
ああぁ こんな調子であたし持つのかァァァ(/// Д///)
そんなことを思いながら今日、木兎さんに取ってもらったフクロウのぬいぐるみをしばらく抱きしめていたら木兎さんが上がってきた
木兎「上がったぞ。 あとコレ
上がった時服ないだろ？ 俺のだけど」
木兎は風呂上がりの色気と共に服の上下を渡してきた
こんな時に木兎さんの服！！！！？(///_///)
へっ 平常心だ！ 平常心！！
『ありがとう。 じゃあ、入ってくる(//_//)』
木兎「おう、ちゃんと温まれよ」
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作者名：＊舞夜＊ | 作成日時：2020年3月22日 20時
