dream5 ページ6
Aside
重い瞼をゆっくりと開く。
背中には柔らかい感触がある。
『ここ……どこ…』
乾いた喉から、少し掠れた声がでる。
近くにいた駅員らしき人が近寄ってきた。
「あっ、体調の方は大丈夫ですか?」
はい。と答えると水を差し出してた。
乾いていた喉が一気に潤う。
「学生証と、こちらが助けてくださった方の電話番号です。」
渡されたメモには綺麗な字で
【青根高伸】と書かれていた。
後で電話をしよう。
『ありがとうございます。でわ……』
鞄を肩にかけて、救護室とプレートに書かれていた部屋をでる。
スマホを取り出すと、友達からのメールや着信がたくさんきていた。
改札を出て、一つ一つ目を通していく。
駅を出ると、秋らしい冷たい風が
私のグレーの髪を揺らした。
『もう、こんな時期か……』
秋になったら。
そう言っていた春はあっという間に過ぎていた。
秋になったら………
✕✕に行こう。
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島しゃち(プロフ) - ふじしままりーさん» 藤島先生!!!!?ホントありがとうございます!!!!藤島先生の作品大好きです! (2018年1月19日 16時) (レス) id: 6566884722 (このIDを非表示/違反報告)
ふじしままりー - おもしろかったです!また更新お願いします(スライディングドゲザ) (2018年1月19日 16時) (レス) id: 8beb89b066 (このIDを非表示/違反報告)
鉄壁 春子 - 初めまして!!青根くん大好きで、この小説を読んでより、好きになりました!!影ながら応援してます!! (2016年12月11日 1時) (レス) id: acf001f701 (このIDを非表示/違反報告)
福 島(プロフ) - のぎさん» ありがとうございます!青根さん可愛いですよね〜!岩ちゃんですね!了解です( ´ ▽ ` )ノ (2015年1月6日 14時) (レス) id: 6d8aa0e3cb (このIDを非表示/違反報告)
福 島(プロフ) - 花吹雪さん» わわっありがとうございます!素敵な作品だなんて…!!感謝しきれないです(*´˘`*) (2015年1月6日 13時) (レス) id: 6d8aa0e3cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:福島 | 作成日時:2014年9月27日 19時