看護師の君に恋をした 【及川徹】

53話 ページ21

約束の時間になって、公園にやって来た...



及｢あ、Aちゃん！こっちこっち！｣


徹くんは自分の隣りに来るようにうながす。



白｢ごめんね、忙しいのに...｣


及｢全然！それで、話って？｣


白｢私ね...東京の病院で働こうと思ってるの｡｣


及｢...そっか！でも、俺は別れたりしないからね！｣


白｢え？｣


及｢俺は止めないよ？Aちゃんがそうしたいならそうすればいい！でも、別れるのだけは嫌！｣


白｢徹くん...｣


及｢ほんとは行かないでほしい...でも、Aちゃんの夢の邪魔はしたくない！だから俺も東京の大学受けよう〜それで2人で住んじゃおうよ！｣


白｢徹くんはそれでいいの？行きたい学校とかあるんじゃ...｣


及｢あーまぁ、大丈夫！行きたい大学はないから｡そのまま青城の大学行こうかなって思ってただけだから。｣


白｢そう。｣


及｢そう！それにマッキーも東京の大学行くから一緒に行こうかなって思ってたんだよね！ちょうどよかったよ！｣


白｢そっか...なら私達ずっと一緒にいられるね！私も東京に行くのは半年後だし。｣


及｢うん！話してくれてありがとう！帰ろう？送るよ！｣


白｢うん！｣

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