【ＨＱ短編集】推しに恋して何が悪い

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＊続き


川西
「ん〜…そのﾓﾌﾞ男って、どんなヤツ？」
『えっと、面倒見が良くて、明るくて、面白いヤツですよ？優しいし！』
「だめ」
Aちゃん的には『ﾓﾌﾞ男は良い人だから大丈夫』って伝えたかったんだけど、Aちゃんに好評価されてるﾓﾌﾞ男に川西が嫉妬しちゃって拒否られちゃう

瀬見
「ぜったい駄目だ」
珍しく先輩らしい余裕が消え去っている瀬見さん。瀬見さんは人一倍独占欲とかが強そうだから、Aちゃんが他の男子と仲良くしてるのは気にくわない。
『う〜…はい…』
Aちゃんがショボンってすると、(今度デート連れてってやるか)くらいは考えてくれる

灰羽
「えぇええ！！」
めっちゃオーバーリアクション。Aちゃんがビックリするくらい、全力で拒否ってくる。
「だめ！絶対だめ！」
『う、うん…そんなに食い気味に言わなくても…』
(他の男とデートとか、絶対行かせない！)って思ってるけど、別にデートじゃないからね？(汗)

孤爪
「え、やだ…」
ボソッて呟く。強く否定できないのは、Aちゃんが凄くキラキラした瞳で見てくるから。
『お願いします！ちょっとだけ！』
「えぇ…仕方ないな」
Aちゃんが食い下がると、滅茶苦茶嫌そうな表情のまま許可してくれる。でも滅茶苦茶嫌そう←

黒尾
「ダメです」ｷｯﾊﾟﾘ
『え〜』
「え〜じゃないデショ！黒尾さんっていう素晴らしい彼氏が居るのに、何で男と二人で出掛けようとするんですかぁ！？」
『黒尾さんのことは大好きですけど、ﾓﾌﾞ男も大切な友達なんです！』
Aちゃんが"大好き"と"友達"を強調すると、「…複数人でなら」って妥協してくれる

夜久
「はぁ…」
片手で顔を隠して撃沈してる。主に自分の彼女の能天気さと鈍感さに。
「A…俺、今だいぶショック受けたんだけど…」
『え、なんかスミマセン…？』←
Aちゃんが“男と二人きりで出掛ける“という状況を欠片も把握できていないことにひたすら頭を抱え続ける音駒のお母さん。
「…まあ、お前が行きたいなら行っても良いけどさ…５時には帰れよ。てか連絡して」
絶対ホテルなんかには連れ込ませないぞ(決意)

犬岡
「良いよ〜行ってらっしゃい！」
超純粋。カップル揃って純粋過ぎて心配になっちゃう…！((
『わーい！ありがとう、犬岡！』
そのときはほのぼのまるーく収まるけど、後になってやっくんとか黒尾さんとかから「それ大丈夫？」的な指摘を受けて、やっと己の失態に気づく犬岡であった…。

＊→←＊

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