【ＨＱ短編集】推しに恋して何が悪い

＊ ページ17

＊続き


松川
「いい趣味してんね、オニーサンたち」
女の子泣かせるのが好きなタイプ？とか軽く言いながらさり気無くAちゃんを背後に隠してくれる。高校生だとは思えないほどの場慣れ感(笑)←
ナンパ「俺らは後ろのコに用があんだよ。男は黙ってろ」
「いやいや、彼女ナンパされてんのに黙ってる男は男じゃないだろー」
イケメンか？？(イケメンだよ)

花巻
「はいストップ。何泣かしてくれてんの？」
見つけた瞬間即行動。彼女はきちんと守るマッキー。
ナンパたちが退散すると、人気のないところまでAちゃんを連れてってからギュってしてくれる。
『よかったぁぁ…』
「おーおー、怖かったな。…こんな可愛いのに彼氏いないわけねーだろ(ボソッ」
若干根に持つ油性ペンであった

二口
「何してんの、アンタら。…しばくぞ」
くっっそ怖ぇ(真顔)自分の彼女がナンパされてるだけで不機嫌案件なのに、泣かされてたりしたら沸点越すよね。心が狭い二口。
『何でもっと早く来てくんないのぉ…アホにろ…』
「そこは”来てくれてありがとうございます”だろ」
Aちゃんが泣きそうになりながら強がると、ポンポンって優しく頭撫でてくれる。

黄金川
「おっ、俺の！！先輩！！なんで！！！」
失礼しました！！って言って猛スピードでAちゃんを連れ出して逃げる。突然過ぎてナンパたちも呆気にとられてるし、Aちゃんなんかちょっと笑えてきちゃう
『ふふっ…そこは俺の彼女って言って欲しかったなぁ…(笑)』
「はっ…た、確かに！さーせんっ」
慌てて頭下げてくるけど、泣き止んだ上に笑ってるAちゃんに、安心してる黄金もいたりする。

五色
「ナンパまでしないと女子に相手してもらえないなんて、可哀想な人たちですね！」
久々に出た、強がりつとむん。本当は内心ビクビクしてるけど、(颯爽と助けることでAに『やっぱり五色かっこいい！』とか思われたい！)って思って頑張る。けど…
『ありがと…五色ぃ…』
「！？！？」
泣きかけていたAちゃんが後ろから抱き着くと、「えっ！？あ、いや、えっ」とかしか言えなくなっちゃう

白布
「消えろ」
見つけた瞬間、Aちゃんの腕を引いて背後に隠し、ナンパたちにはこの一言。圧ヤバいしめっちゃ怖い…。勿論ナンパたちは早急に退散していく。
「…お前、何泣かされてんの」
ナンパが居なくなったあと、Aちゃんが白布の背後で堪えきれずにぽろぽろ涙をこぼしてると、優しくない手付きで拭ってくれた

＊→←＊

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影山「『諦めない』って、口で言うほど簡単な事じゃねぇよ」

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