【ハイキュー】【第三体育館組】天才少女と契約悪魔 (ページ20)

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～悪魔19～ページ20

～貴女side～

新治の発言に私は、心底驚いた。でも、直ぐに怒りが私を取り巻く。

殺したくない？ふざけんな、これまで残忍な事をしてきた癖に。

私は、耐えられなくなった。

新治が話しているのもお構いなしに、私は訴える。

『ふざけるな！！何が殺したくないだ！』

全-貴女「！？」

『今まで、自分のわがままで、どれだけの犠牲が出たと思ってる！悪魔の事だって考えずに、力を使って来たくせに！！』

『お前のせいで、お前のせいでｯ…大切なｯ……人、達が…』

あぁ、ダメだ。泣くな。

泣いたって変わらない。

失った人はもう、戻ってこない

『自分の罪をｯ、権力で無かっ、たことにして……どれだけの！人が傷ついたと思ってる！！』

涙がとまらない。こんな奴の前で泣くなんて、屈辱でしかない。

新治「A、話しを聞け」

新治「俺は、妻を殺した。だが、仕方がなかったんだ」

まだ、言い訳をするつもり？

フザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナ！！

『もう、我慢ならない！お前は、私が殺すｯ！』

日本刀を構え、殺しにかかる

「A！止めろ！！」

私を制する声は何処か懐かしいかった。その声で私は踏みとどまる。

私が踏みとどまると同時に、扉が開き、沢山の人が入ってくる。

私はこの状況についていけなかった。