【ハイキュー】【第三体育館組】天才少女と契約悪魔

〜悪魔17〜 ページ18

〜赤葦side〜

部屋に戻ってから、話を聞いてなかった木兎さんに、事情を説明した。


〜回想〜

『私は銃を向けられた位で動揺しませんよ？それに銃刀法違犯なのでは？』

新治「それなら、Aも日本刀を持っているじゃないか。…仕方ない、少し時間をやろう。それでも従わないのなら、広間で意志の強さをみせろ」

『わかりました。あぁ、それと１つ“意志の強さをみせろ”なんて言わずに、殺し合いと言ったらどうです』

『では、失礼しました』

〜回想終了〜

赤葦「と言う事があったんです」

説明し終えて、少ししたら時間が来た

人間には感情輸入しないのに、今はAさんに勝って欲しいと思う。

やっぱり、悪魔の事を考えてくれる人だからかな。

木兎「なぁなぁ、あかーし、どっちが勝つと思う？」

赤葦「わかりませんが、Aさんに勝って欲しいと思います」

素直な感想を言う。

黒尾「だよなぁ。他のやつと違って面白そうだしな」

黒尾さんがニヤニヤして言う。別にそういう意味じゃないんですけど。

月島「まぁ、今死なれたら、未練多すぎて、貰う心臓も不味くなりますから」

月島らしい、答えだな。

でも、俺らは見てる事しかできませんけどね。


話している間に、準備が終わり始まる時になっていた。

「始めｯ」

始めの合図と共に動き出す。

勝ってほしい。

理由はわかってる。

でも、知らないふりをする。

認めたくないから、現実を見たくないから。

教えて下さい。

俺は卑怯ですか？

届かないとわかっていても、聞いてしまう。

どうしてだろう。…嫌、わかってる。

今だけは、正直になろう。

俺は、まだ未練があります。

Aさんに、似ている幼き頃に会った君に

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