【story42】 ページ42
・
貴方「…わかんない」
影山「なにがだ？」
貴方「あ…ううん」
授業中、私は呟いた。
どうしたらいいのか…全然わからない。
菅原さんと付き合って、
万が一…何かしらの理由で別れてしまったら…
私は、菅原さんを失いたくない。
貴方「…はぁ」
返事を待ってもらってから、一週間がたつ。
菅原さんは部活の時も
いつもみたいに、接してくれる
影山「…A？部活行くぞ？」
貴方「あ、うん」
どうやら、授業はもう終わってたらしい。
飛雄君といても…何も感じなくなったな。
・
・
大地「よしっ!今日はここまでだ!」
全員「おぉー!」
部活、終了。
…今日もまた、返事はできず。
菅原「A、久しぶりに一緒に帰んべ」
貴方「えっ、はい!」
……緊張、そして……喜びが混じる
・
・
・
・
菅原「…暑くなってきたな」
貴方「ですね」
菅原「あのな…A」
貴方「…はい」
菅原さんの目が、私を見つめる。
菅原「もし…俺が告白したことで、その…悩んでるんだったらさ
……あの、その…忘れて？」
貴方「え…」
菅原「Aが悲しい表情してるの見ると…辛いんだ
俺のせいで悩ませてるの…いやだし」
…そんなこと言って、
あなたが1番辛い思いしてるんじゃないんですか？
だって今も…
すごい、悲しい目をしてる。
菅原「だ、だからさ!その、あれはもう「菅原さん」…え？」
貴方「私、菅原さんが大切です」
菅原「うん？」
貴方「失いたくないんです……だから、付き合うのもためらってしまいます」
菅原「…うん」
貴方「けど!けど…菅原さんが辛い思いするのはいやだから!
…だから」
…言えない。
今から付き合うかもしれないのに、別れること考えるなんて
だめだけど…
けど、万が一でも…失いたくないよ
菅原「俺はいなくならないよ、Aのそばにいる」
貴方「え…」
菅原「心配してくれて、ありがとう。Aは俺が離れてしまうかもって
思ってるんだろ？」
貴方「…はい」
菅原「けど俺はさ、Aから離れるつもり…ないから」
その言葉を聞いた瞬間、
私の胸は大きくざわついた。
…これが聞きたかったのかな、私
貴方「菅原さん、私の彼氏になってください」
菅原「喜んで((ﾆｺｯ」
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ハリネズミ(プロフ) - 楽しく読まさせていただきました！ところで菅原さんの下の名前って孝支だった気がするのですが…… (2016年11月27日 21時) (携帯から) (
レス) id: eef7a48466 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌(プロフ) - とても良い話で一気読みしました(^_^) (2015年3月18日 17時) (レス) id: cd15891b4c (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー!!大好き - 影山！これから幸せになって!!!!!!菅原さんおめでとう(#^.^#) (2014年12月23日 18時) (レス) id: 7c442b0b91 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - めっちゃキュンキュンしました(//∀//)♪すごいよかったです！！だがしかし影山が最後まで救われてない…… (2014年10月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 699c7f4a85 (このIDを非表示/違反報告)
団子 - 読んでて凄いなって思いました！夢主ちゃんがバレー部の前で笑ったときにやけちゃいました（（ (2014年8月5日 22時) (レス) id: 621069853c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒子翔陽 | 作成日時：2014年7月4日 18時
