検索窓
今日:7 hit、昨日:144 hit、合計:508,931 hit

12* ページ14

.


「は…、付き合う…って?」


普通見下ろしながら言わないでしょ。


佐久早「…そのままの意味」


それが分からないから聞いたんでしょ。


「急にどうしたの…あ、わかったちょっと遅めのエイプリルフールでしょ」


ありえない、ありえない。


佐久早「全然信じてねぇんだな」


だって佐久早がわたしを…好き、なんて…っ。


佐久早「こっち来い」

「え…!?」


まだ混乱しているわたしを引っ張り、掃除中にも関わらずわたしの一歩先を歩く。

大きな背中、温かい手、歩幅、

わたしとひと回りもサイズが違う。


男の子なんだなあ…と当然のことを改めて感じた。


佐久早の足が止まった場所は、

「え…食堂?」

佐久早「腹が減ったから何か作って」


誰もいない食堂。

もちろん食材なんてあるわけない。

けどなぜか食堂内はご飯の炊けたいい匂いがした。


「ご飯しかないんだけど…」

佐久早「おい早くしろ」

「自己中か!」


腹を立てたわたしは佐久早の嫌いなおにぎりを2個握ってやった。

具材がなかったのでシンプルに塩おにぎり。


「はい」


佐久早はお皿に乗った出来たての塩おにぎりをじっ、と見つめている。

おにぎり食べれないの知ってるもんねー!と勝ち気でいたわたしは

次の佐久早の行動に声も出なかった。









.









.









.









佐久早がわたしのおにぎりを食べていた。


1粒残さず綺麗に平らげた。









.









.









佐久早「…これでわかったろ?


俺、本気だから」




わたしが返事をする時間もなくそう言ってわたしの頬に手を当て


キスをした。















少ししょっぱい味がした。




「……っ…あの、」

佐久早「伝わった?ちゃんと」

「……うん…」









真っ直ぐわたしを見つめる佐久早に

わたしはまんまと心を奪われた。





私たちはそのまま人目も気にしず抱き合い、

もう一度キスした。




*#*#*#*#*#*


佐久早って不器用なりにちゃんと
気持ち伝えてくれそうなイメージがあったので
ストレートに伝えさせました!←

キスするときは絶対腕掴んでるだろうなー


原作でも、もっと佐久早に出番を!!!!!


すごく最近気になってるんですけど…
宮兄弟ってなんであんなに人気なんですか!!?

13*→←11*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (744 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1095人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さくさくさく..... - 尊いです! (2月23日 16時) (レス) id: 5e58244371 (このIDを非表示/違反報告)
( ゚Д゚)ハァ? - やはり佐久早クンは尊いですネ!もし自分がハイキューの世界にいたら今頃尊死してます!wはぁもうほんとおみおみに愛されて付き合えて結婚できる世界線どこ(´・ω・`) (2023年2月14日 22時) (レス) @page31 id: 7fe40b2109 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ああああとても、、かっこいい、、え好きですこの夢小説作ってくれてありがとうございます😢 (2022年7月19日 14時) (レス) @page15 id: 2e24363b21 (このIDを非表示/違反報告)
りーしゃん。(プロフ) - ぽんさん» 冷たそうな人ほど実は優しいってやつですよね!ギャップ男子は強いです、、、 (2020年4月22日 0時) (レス) id: 9f2acf210f (このIDを非表示/違反報告)
りーしゃん。(プロフ) - ちょこちゃんさん» 佐久早くんはとってもとっても可愛いんデス!!!わたしの作品でそう思っていただけでとっても嬉しいです(;_;) (2020年4月22日 0時) (レス) id: 9f2acf210f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りーしゃん。 | 作成日時:2017年11月22日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。