家モード ページ8
Aがなかなか上がってこねぇ。
遅い。
俺は机に課題を広げながらもペンを回していた。ふと目をやるとリュックとブレザー。ちゃんとかけてある。
岩泉「なんか同棲してるみたいだ…」
部屋は一応一緒なのである。
母が何も言わず見守っている。思春期の男子高校生である、心配されるものかと思っていた。
が、「傷つけないでね」と一言。意味深。
まだかな、そう思った時、こんこん、ドアをノックされた。
岩泉「うっす」
「コーヒーあるよー！！」
あ、多分手が塞がって入れないのね。
ドアを開けてやると1回り小さいからだ。
「美和子さんがマドレーヌ焼いてくれた！！！」
子供みたいに笑って嬉しそうな彼女を見て、口元が緩みつつお盆を受け取って中へ入れた。
岩泉「課題終わりそうか、」
地べたに降りてふたりしてコーヒーを飲む。
そしてコーヒーに砂糖を入れ、飲んで一言。
「学校でしてきた︎☺︎」
にこちゃんマークの勢いである。
というか、驚いた。
あの量の課題を学校でこなすとは。
こいつは成績が優秀なため、特別クラスに属している。もちろん、特別クラスは課題が多いわけで。それに加えてマネージャー業をこなす彼女はほんとにすごい。
「でも授業寝てた」
こいつは寝て元をとる。起きろ。
岩泉「起きとけ、するならその時間に課題しろ、」
そう冗談言うと、たしかに！！！と言って付箋にメモをしだした。
こいつあほた。※別の意味で
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梨月 - 岩ちゃんかわいい！！ 続き楽しみにしてまーす！ (2017年9月30日 8時) (
レス) id: b4a84e38e5 (このIDを非表示/違反報告)
梨月 - この作品最高です!! 岩ちゃんの嫉妬がかわいすぎ〜 (2017年7月18日 22時) (レス) id: b4a84e38e5 (このIDを非表示/違反報告)
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