【悲報】ドライな私、地雷系男子ゴシキくんと付き合うことになる

｜【来訪者】 ページ5

⌘


翌日の昼休み、うちのクラスにひょっこり顔を覗かせるのはおかっぱ頭、じゃなくてパッツン前髪が印象的な男の子。


『こんにちは〜！』


「五色くん、白布なら今職員室に行ってるけど用件あるなら伝えとこっか？」


『あっ、今日は違くて、、その昼飯、一緒にどうかなと思いまして』


「ん、いいよ〜。ここで食べる？白布もそのうち戻ってくると思うし」


『、、はい！』


自分の机を半回転させ、白布の机にくっつけると彼は側にある椅子をこちらに移動させ机の境目に座る。


『こうして先輩とお昼一緒にいられるなんて、、光栄です』


「光栄なんて、昨日会ったばっかりなのに大袈裟すぎるって」


『本当ですよ〜！あっ、先輩Twitterやってます？教えてください！』




そんな話をしていると、白布が教室に戻ってきて。


白布『お前、昼休みまでわざわざ来るのかよ、相変わらず物好きだな』


「ちょ、物好きって、、」


白布『昨日の部活中もAのことで浮かれすぎてスパイク練ひどかったんだよな〜？なぁ、五色』


五色『白布さん、、！それは言わない約束じゃないですか〜！今日からはちゃんとやりますから！』


「も〜騒がしいなぁ、ほら時間なくなっちゃうからご飯食べよ？」




彼の存在で、何気ない昼休みがいつもより楽しく感じたっていうのは内緒にしておこう。


⌘

｜【女子トーク】→←｜【初LINE】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す