【影山】隠し続けてた想い。2 ページ3
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影山「....はっ....え、はぁぁ！？な、何泣いて....」
私が泣いてることに気づいた飛雄は、今までにないくらい慌てていた。
「な、何でもないからっ....！！」
泣いてない、と飛雄に伝えて必死に涙を拭う。けれど、涙は止まらなくて....。
影山「何でもなかったら泣かないだろ普通！！何があったんだよ！」
私の両肩を掴み、ゆさゆさと揺さぶる。
心配してくれてる事の嬉しさと、さっきの言葉の悲しさが混ざりあって、更に涙が溢れ出てくる。
その時、募りに募った想いが爆発した。
「とっ、飛雄が好きだから！！！！」
私の肩を掴んでいた飛雄の手が、ゆっくりと離れてくのが分かる。
伝えてしまった想い。ずっと今まで隠してきた想い。
飛雄の顔を見るのが怖くて、下を向いたままでいる。
影山「....はっ....？」
目の前で、気の抜けたような声が聞こえた。
なんて言われるのか分からなくて、怖くなった。
上手く伝わってなかったのかな、なんて思った私はもう一度念を押すように言った。
「だから、飛雄が好きなの！！！」
影山「だ、だからってなんで....」
「好きだからに決まってるじゃんっ！好きな人作らないってことは私の恋は叶わないってことなのっ！！それが嫌だからっ、だから........て、てかなんで女の子にこんな事言わせ.......えっ....！？」
話してる最中に、飛雄が私のことを抱きしめた。なんで抱きしめたのかは、私も分からない。
影山「....悪かった。泣かしちゃって....。」
そのなんの意味も含まない行動と言葉が、私の涙腺を緩ませる。
私は、飛雄の背中に手を回した。
「ねぇ。」
影山「....なんだよ。」
「....諦めないから、私。」
影山「はっ？」
「....好きな人作らないんでしょ？でも、振り向かせるから。」
少し飛雄から離れて、そう言って笑ってみせた。
影山「....誰も一生作らないとは言ってねえだろ。」
そう言って、また私を強く抱きしめた。
END
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うさぎ - シチュは、黒尾さんと夜久くんの話を混ぜたやつがいいですかね......。よろしくですっ！！<○>(DO☆GE☆ZA！) (2019年4月21日 15時) (
レス) id: 9f09464d20 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 天童さんってかけないですよね.........。できたらお願いしたいです！できなければスガさんみたいです！！更新頑張ってください！！ (2019年4月21日 15時) (レス) id: 9f09464d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：英壱生 | 作成日時：2019年1月1日 19時
